彼女、取扱注意。




































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§第8章§
ゲキカラ、覚醒。
おたべ「ゲキカラ。いや、今は甘口やったな?」

甘口「…なに?」

…何を言うつもりだ?

おたべ「アンタがこの兄さんに勝ったら…約束通り京都の旅行券あげるわ。」

甘口「本当に…?」

ちょっと待った、なに勝手な約束してる?

おたべ「でも条件忘れとらんよな?…ゲキカラとして勝ったら…」

甘口「…分かってる。…でもどうやって…」

そうだ。
どうやって彼女を覚醒させるんだろ…

おたべ「本質…出せば良いだけやろ?…好きな人の骨…折れたらどんな音するんやろ?」

…は?

甘口「……!」

おたべ「好きな人が痛がる声って、どう聞こえるんやろ?」

ちょっとちょっと、部長さんなに言ってるの?

中辛「アハッ、アハハッ…どんな声かな…」

いや、ちょっと待った!
これは本当に不味いから!
刀を研ぐどころか僕が錆になるぞ!?

おたべ「好きな人の血…どんな色なんやろな?…ゲキカラ、見てみたないか?」

赤、赤色ですから!
見なくても分かりますから!!

ゲキカラ「アハハッ、アハハハハハハッ!!…りゅーくん…アハッ、壊してあげる。」

隆治「ち、ちょっと待て玲奈…」

ゲキカラ「アハハハッ!…素敵な悲鳴を聞かせてよ。アハッ、アハハハハハハッ!」

彼女がこちらに向かって走ってくる。
まさか本気なわけ…
…っ…!!
勢いが思いのほか強く床に膝を着かされる。
…本気で頬を殴られた…

ゲキカラ「アハハハハハッ!りゅーくんの血だ!アハハッ、アハハハハハハッ!!」

手に着いた僕の血を舐める彼女。
…本気で相手しなきゃ…
…生きて帰れそうにないな。

■筆者メッセージ
玲奈ちゃん(ゲキアマ)を久々にゲキカラに覚醒させてみました。
ゲキカラの笑い方、恐さ…
文章にするのがとても難しいですね。
処女作にしてハードルを高く設定してしまいました。
ゲキカラの個性、伝わりづらい部分はご容赦下さると幸いです。
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 22:55 )