彼女、取扱注意。




































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§第8章§
ラッパッパ部室、みたび。
吹奏楽部部室に着いた時に2人はすでに居た。
…いつもの制服を着て。

おたべ「なんや、アンタも早くに来たんやなぁ…本当に変わった2人やね。」

変わってる、か…
僕も変わってるのかもしれないな…

隆治「玲奈…」

甘口「玲奈、じゃないよ。私は甘口、だから。」

…そっか。
何かを部長に言われた訳だね。
正直…寂しい。
…けど寂しいなんて言ってられないんだよね。
こっちがきっと彼女の本質なんだから。

おたべ「…こっちや。…ウチの部室にある果たし合いの場。この場で…2人にやり合って貰うわ。」

隆治「ちょっと待った!」

甘口「…始めよっか、りゅーくん。アハッ♪」

…彼女、完全にやる気なようだ。
だけど、笑い方…違う。
…無理してるよね。
気持ちの整理がつかないままで果たし合いの場に立つ。

隆治「…部長さん、なんの為に…」

おたべ「アンタには…甘口をゲキカラに覚醒させて貰う。」

隆治「なんだって!?」

おたべ「アンタがゲキカラを腑抜けにさせたんや。…刀を研ぐのも持ち主の仕事やろ?」

隆治「持ち主って…」

おたべ「もし覚醒したゲキカラに勝てたなら…公正、協力したるわ。…ゲキカラはウチの四天王最強や。アンタが勝てたら公正への思いも本気なんやろ。」

辛い思いをする…この事か。
おたべの公正という言葉…
もちろん玲奈のことも含めて話してるだろうな…
彼女に勝てなきゃ彼女を任せられないのも普通…かな。
…試練、だね。

■筆者メッセージ
『こらるめんて』ですが、ピリピリした描写が苦手です。
隆治くんと一緒だったりします。
張りつめた空気が伝わらない場合は完全に私の技量不足と苦手意識で御座います。
ご容赦下さい。
こらるめんて ( 2013/10/04(金) 22:49 )