第六十一話
〜指原グループ〜
「さっしー怖いよ〜…」
「やめてよ村重…あたしだって怖いんだからさぁ…」
「なこちゃん。心配しなくていいからね?」
宮脇が必死に矢吹を励ましている。
これでは誰が1番上なのかわからないくらい宮脇はしっかりとしていた。
「でもドームに怪しいところとかあります?」
「それを今探してるんじゃん…みんななんかあったら教えてよね…」
その後も恐る恐る進み5分くらい歩いたところで誰かがいるのに気づいた。
「あれ?誰かいません?」
村重が奥にいる人に気づいた。
「気をつけてね…敵かもしれないんだから…」
そういいながら近づいていくとメンバーも知っている人がいた。
「もりぽ!なんでここに?」
指原達の前に現れてのは森保まどかだった。
「いやなんかさっしーたちが走って行くの見えたから追っかけてきたら途中で見失って。それで歩いてたらみんなに会ったんです。」
「なんだ〜…怖かったよ…」
「なんかあったの?」
「それがね…」
指原は森保に今の事情を説明した。
「え!?みおとめるが捕まってる!?」
「そうなのよ…それでここにいるはずだから今探しているの!」
「私も手伝う!」
「ありがとう! とりあえず一旦向こうのグループと合流しよう!」
そういって指原達は霊大の元へと向かった。
その様子を見ている森保は口角をニッとあげた。