第一章
第七話
遡ること1時間前。霊大が来る前の話。

収録現場の一室。物置き場のような所に2人の人がいた。

「ふふっ。こんな力が手に入ったなんて感謝してますよ。」

「あまり公にバレないようにな。あくまでお前の作戦にのっただけだ。」

「はいはい。わかってますって。しっかりバレないようにしますって。」

「しくじるなよ…」

「へいへい。心配しすぎなんですよ。」

そんな2人の話を陰ながら聞いている子がいた。


(え…?今のどういうこと…? 何が起きるの…)


(と…とにかくこのことを誰かに伝えないと…でも誰に…)


とりあえずその子は2人にバレないようにその場から離れた。



■筆者メッセージ
今回は黒幕?かもしれない?人をだしてみました。
BASARA ( 2013/12/02(月) 19:47 )