第一章
第五話
「おぉ!指原ちょうど良かった!こちらが今回お前のボディガードをしてくれる宮澤の弟の霊大君だ。」

「どうも。あんたがさっしーだね。」

「は、はい…そうですけど…」


「気にするな指原。こういう子みたいだから。」

戸賀崎は指原に近づき耳元でそう言った。

「で、でもボディガードってやりすぎじゃないですか?さすがにそんなに…」

「念には念をだ。何かあってからでは困るからな。」

「んじゃさっしー。とりあえず極力1人で行動することは避けてくれ。」


「わかりました…」

こうして霊大のボディガードとしての仕事が始まった。

今日は選抜メンバーのCM撮影である。そのあとは各グループの歌披露などスケジュールは詰まっていた。

楽屋では選抜メンバーの大島優子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、そして指原莉乃がいた。


「ねぇさっしー大丈夫?色々あるみたいだけど。」

そう声をかけてきたのは大島優子だった。

「優子ちゃん…大丈夫なんですけど周りの人たちにも被害が起こるからそれが心配で…」


「な〜に言ってんの!私たちは仲間やろ〜」

そういって笑っているのが総監督の高橋みなみだ。

「ありがとうございます…とにかく指原は大丈夫なんで」


「あんまり無理しないようにね」

と心配している柏木由紀。

するとそこへ…


「差し入れ持ってきました〜! 今日はクッキーとフルーツです!」

スタッフが差し入れを持ってきた。

「やった〜! ほらさっしー食べに行こう!」

と誘ってくれた渡辺麻友。

(考えすぎも良くないし気晴らしに食べようかな…)


そういって指原は差し入れに向かっていった。


スタッフが紅茶やコーヒーを入れてくれてゆっくりしていた。

■筆者メッセージ
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BASARA ( 2013/12/02(月) 14:59 )