第一章
第四話
〜翌日〜

ぐっすりと寝ているベッドの上の彼に向かって入山はダイブした。

「おりゃっ!」

「…いってぇな。少しは普通に起こせねぇのか?」

「どうせ普通に起こしても無駄でしょ?あんたの寝起きの悪さは知ってるんだから。」

図星なのか眠いのか彼はそれに対して何も言わなかった。

「ほら!もうすぐ10時になるから準備するよ!」

「へいへい…わかりましたよ…」


大きな欠伸をして目をこすりながら準備を始めた。そして…

「あ、戸賀崎さん来たみたい。」


「やぁ。約束通り迎えに来た。」

「わざわざありがとうございます! ほら霊大もお礼言って!」

「依頼人なんだから当然でしょ…」

「あんたねぇ〜!」

「まぁまぁ入山。とりあえず仕事場に移動しよう。」

こうして2人を乗せた戸賀崎の車は指原のいる撮影現場へと向かった。


「さぁ着いたぞ。今日は選抜メンバーの撮影だからな。当然指原もいる。」

「いてくれなきゃ俺が来る意味ないからな。」

「あんたはいっつも一言余計よね…」


「と、とにかく中に行こう。指原とも話をしてもらいたいし。」

2人は戸賀崎についていきメンバーのいる楽屋へと向かった。

「ここだ。入るぞ〜」

楽屋に入るとそこには指原莉乃がいた。

■筆者メッセージ
コンドルさん

ありがとうございます!期待に応えられるように頑張りますね。

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BASARA ( 2013/12/02(月) 01:36 )