第一章
第十一話
「ゆりあ!ゆりあ!」

中西は泣きながら呼びかける。SKEのエースW松井も泣き崩れている。

「メンバーは近づくな!怪我しても困る! スタッフ!このシャンデリア動かせる人を集めてくれ!」

霊大の支持により戸賀崎が動き、大勢のスタッフもそれに続いた。


「とりあえず救急車だ!すぐに病院に運ぼう!」

その後救急車が到着し、木崎は病院に運ばれた。


SKEのメンバーはまだ状況を呑み込めずその場に崩れていた。

「それにしても誰がこんなこと…」

「そりゃさっしーを狙ってる奴でしょう。あんだけしっかりできたセットがあんな脆く落ちるわけがない。」

「そんな…私ゆりあちゃんにまで迷惑を…」

「悪いのはさっしーじゃない。犯人の方だよ。」



その頃……

「なに!?木崎に話を聞かれてた!?」

「あぁ。だから先に始末したよ…」

「そうか…スタッフを使ったのか?」

「まぁね。快く引き受けてくれたよ。」

「それはスタッフの本心じゃないだろ?」

「バレたか。まぁなんにせよ木崎は潰した。そろそろ本命にいこうか。」


「待ってろよ…指原莉乃!」

■筆者メッセージ
あと2.3話で終われたらいいなと思います。

読みづらいとかないですかね? 感想、リクエストお待ちしています。
BASARA ( 2013/12/03(火) 23:29 )