1話
新年度が始まって二週間、その間由紀や莉乃の様に同好会を作ろうと目論む生徒が数名訪れるが、和哉は上手くたぶらかし、その全てを諦めさせる。ただ、そのせいで忙しくなり、妹の奈々以外とSEXできずにいた。忙しさから解放されると、週末にSEXしようと玲奈達を誘うが
玲奈「ごめんなさい、珠理奈と約束してて」
由依「バスケ部の練習試合があって無理です」
麻友「限定フィギュアを買いに行くので・・・」
用事があると全員から断られる。この後、学園にいる肉体関係になった数人に声を掛けるが、全て断られる。仕方なく敦子に電話するが、電源が入っていない。次に優子に電話すると
涼花「お兄ちゃん、Hしよ」
優子の携帯に電話すると何故か涼花が出てきた。
優子「ごめんごめん、涼花が勝手に出ちゃって。で、何の用?痛い・・・痛いって・・・・・・・・・涼花、いい加減にしなさい」
勝手に涼花が電話に出たことに気付いたらしく、涼花からスマホを奪い、優子が電話に出る。スマホを奪われた涼花が暴れているのか、騒ぎ声と優子の怒鳴り声が聞こえ、和哉は大きくため息を吐く。
和哉「週末に優子の家でヤりたいんだけど、どうだ?」
優子「えっ、家に来るの?」
涼花「お兄ちゃんが家に来るの?お兄ちゃん、いっぱいHしよ〜〜」
優子の言葉で電話のやり取りが分かったのか、涼花が喜ぶ声が電話越しに和哉にもわかる。ただ、自宅だと思われる場所でそのように騒がれることで、週末に訪問できなくなるのではと、和哉は心配する。
優子「いいよ。お父さんは何か研修旅行らしいし、お母さんも友達と遊びに行くみたいだから」
予想以上に難問と思われたことがクリアできたため、和哉の思考は優子と涼花とSEXすることに向けられていた。
そして週末、和哉は優子の自宅を訪問。呼鈴を鳴らすと
涼花「お兄ちゃん、いらっしゃい」
涼花が元気良く飛び出し、和哉に抱き付く。
優子「りょー、邪魔。私の彼氏に抱き付くな」
涼花「お兄ちゃんは、こんなおばさんより、りょーみたいな若くて可愛い娘の方が好きだよね〜」
優子「お姉ちゃんに向かっておばさんって言うな、クソガキ」
以前とは違い、仲が悪い姉妹を見て、同時に抱くのは無理かもと諦めかける。それよりも、和哉は万が一誰かに見られていないかと気になり
和哉「そろそろ中に入ってもいいか?」
家に入ることを提案。
優子「あ、そうだね。入って入って」
優子が了承すると、玄関での争いは治まり、家に入っていく。和哉を挟んでのいざこざは継続中だが。
涼花「お兄ちゃん、これどう?似合ってる?」
中等部の制服を着た涼花は、感想を求める様に和哉の前でくるくると回ってみせる。
和哉「可愛らしくて似合ってるよ、涼花ちゃん」
涼花を抱くために多少機嫌を良くしておこうと褒めた和哉だったが、逆効果だったらしく、涼花は少し不機嫌になっている。
優子「りょー、残念だったね。クソガキが色気づいても無駄なんだよ、ペッタンコのくせにセクシーなブラしてもな。ブラする意味ねーし」
涼花「うるさい、ババア」
和哉「ほら、ケンカしない」
優子・涼花「・・・・・・・・・」
和哉がケンカを止めると、優子と涼花は渋々従う。そのまま和哉が睨みを利かせ三人で優子の部屋に入っていく。