鬼畜な生徒会長の一年


























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22章 吹奏楽部 森保まどか編
4話
和哉「そういうのは、彼氏に言ってくれるかな」

 硬直から解放された和哉は、まどかの頼みを敢えて断る。何より、SEXの直前に彼氏の写メを見られて、悲しげな表情をされたくなかった。

まどか「ダメなんですか?会長のせいで・・・集中できないんですよ。だから、Hしてください」

 練習に集中できないことと、SEXがどう関係あるのか、どう考えても和哉は分からなかった。

和哉「練習に集中できないこととH、どんな関係がある?」

まどか「それは・・・その・・・」

 問われたまどかは顔を赤くし、再び沈黙する。まどかが話し出すまで手持ち無沙汰の和哉は、コーヒーを一杯、また一杯と時間を掛けてゆっくり味わいながら飲んでいく。

まどか「あの・・・会長のおちんちん見てからなんです。練習に集中できなくなったのって・・・彼氏とHしても・・・会長のおちんちんのことが頭から離れなくて・・・会長のおちんちんが入ったら、どうなるんだろうって考えたら・・・集中できなくなって・・・」

 以前、まどかに一物を見られたことを思い出すが、それが原因で集中できないと言われても、和哉自身は責任は無いと思っている。

和哉「そう言うことなら、俺は悪くないよな?」

まどか「えっと・・・はい。あの・・・Hはしてもらえないですよね?」

 女好きの和哉にとっては、まどかの申し出は断る理由は無い。それどころか、まどかに彼氏がいなければ、二人きりになった瞬間に、媚薬を飲ませて、調教したいと思っていたほど。

まどか「ダメ・・・ですか?」

和哉「良いけど・・・彼氏には内緒にしてくれよ」

まどか「当たり前です!こんなこと・・・彼には言えません」

 まどかの申し出を了承したあと、保身を謀った和哉。まどかも彼氏を裏切る罪悪感からか、それに同意する。

まどか「じゃあ・・・お願いします」

 和哉が了承すると、まどかは彼氏に抱き付くかのように和哉に抱き付く。

COM ( 2016/05/02(月) 04:33 )