鬼畜な生徒会長の一年


























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19章 図書委員 北原里英編
5話
里英「高校卒業後結婚した二人は末長く幸せに暮らしたとさ。めでたし、めでたし・・・・・・だったら、良かったな〜。思い出しただけでもムカつく」

 ベッドに寝転び、妄想していた里英。拉致されたのは事実だが、実際に起きたことは、大きくかけ離れていた。

 拉致された里英は、妄想とは違い、逃げられないように縛られていただけ。更に祐介達も、里英に手出しせず、授業が終わる時間まで、ゲームをしていた。

里英「一番ムカつくのは、会長だよね。北原がどうなっても良かったのかな?」

 一人で来るように言われていたにも関わらず、生徒指導の教師を連れてきていた。しかも、その教師はオークションで謙二のアナルを犯し、それで和哉に脅され、言いなりなっている。
 祐介達がどれだけ言い訳をしても通用せず、生徒指導室でみっちりと絞られる。

里英「まぁ、助けてくれたし・・・良いか。会長を主人公にした妄想小説でも書こうかな。真面目なのは嘘で、実は女好きって設定で」

 この日から里英は、夜な夜な和哉を主人公にした妄想小説を書くようになる。

 里英を助けたあと和哉は生徒会室に戻ると、元宏を呼び出す。

「岡田、用って何だ?」

和哉「野球部の部活停止処分は無かったことにする」

 突然、処分は無しと言われ、元宏は喜ぶより先に、和哉の心変わりに疑問を感じる。

「何でだ?処分無しにしたのは」

和哉「野球をやってないと、あのバカが何をするかわからないからな」

 あのバカと聞いて、元宏はすぐに祐介を思い出す。

「じゃあ、公式戦に出られるんだな?」

和哉「あぁ、部費は無しだけどな。板垣がバカなことしないように、気をつけてくれよ」

「分かった」

 部費は無しだが、処分が無くなり、元宏は喜んで生徒会室から出ていく。結局和哉は玲奈とSEXできず、夜になって、奈々で性欲を発散させる。

COM ( 2016/03/21(月) 13:33 )