2話
翌日の放課後、由依が確実に媚薬入り紅茶を飲ませるまで、和哉はどこかで時間を潰そうと、校内をぶらつく。
ただ何の意味も無くぶらつくのではなく、運動部と文化部、同好会の活動状況をその目で見ていた。その途中の教室で
「このメロンパンは・・・このメロンパンは・・・・・・」
という声を聞き、どんな活動をしている同好会なのか気になった和哉は、その教室に入ってみる。
玲奈「岡田君?どうしたんですか?」
その教室にいたのは、先日副会長をするように頼んだ玲奈。
和哉「廊下まで声が聞こえてきたから、どんな活動してるのか気になってね」
??「玲奈さんが作ったメロンパン同好会です」
メロンパン同好会、和哉がその存在を知ったのは、年度が改まった四月。それまで目立つようなことをしなかった玲奈が、同好会の活動申請をしてきたことで知っていた。
和哉「あ、そうなんだ。で、『このメロンパンは』って言ってたのは?」
玲奈「メロンパンを食べた感想を詩的に言ってみるんです」
和哉「あ、そうなんだ。じゃあ、俺はこれで」
玲奈「えっ・・・」
何か面倒なことに巻き込まれそうだと、和哉は逃げるように教室から出て行く。
玲奈「あ〜も〜行っちゃった。岡田君がどんな感想言うか聞いてみたかったのに〜」
和哉に逃げられ、玲奈は頬を膨らませ、不機嫌になる。
??「玲奈さん、新しい生徒会長と仲が良いんですか?」
玲奈「ん〜、どうだろね。ん〜〜、おいし〜」
和哉との関係を聞かれた玲奈は、軽くはぐらかし、美味しそうにメロンパンを頬張っていた。
和哉がメロンパン同好会のもとを訪れた頃、麻友が生徒会室に姿を見せる。
麻友「岡田君、いますか?」
由依「会長は急用ができた言うて、ちょっと出てる。アンタ渡辺さんやな、会長からお茶飲んで待ってもらうように頼まれてるから、そこのソファーに座っててくれるかな」
由依を見て、麻友はやはり断ることが正解だと考える。生真面目な由依は前生徒会長の敦子でさえ、手を焼く堅物だという噂があり、麻友自身も由依の生真面目ぶりを見て、付いていけないと思ったほど。
由依に伝言を頼んだとしても、無駄だと思った麻友は、言われるまま大人しくソファーに座る。
由依「会長が美味しい紅茶、用意してくれてるから、飲んでくださいね。せっかくやから、ウチも一緒に飲も」
ここで和哉も予想していなかった事態が発生する。由依も一緒に媚薬入り紅茶を飲んでしまう。
麻友「この紅茶、美味しい」
由依「ホンマや」
茶葉自体かなり良質な物を用意してあったので、味は良いのだが、由依はそれに媚薬を全て入れてしまい、かなりヤバいことになってしまう。
麻友「部屋の中、暑くないですか?」
由依「そうやな、何でやろ」
媚薬のせいで身体が火照り、汗をかく二人。媚薬のせいだと分からず、暖房を止め、汗を拭く。
麻友「んっ・・・・・・」
由依「・・・・・・あっ」
汗を拭くこと数分、媚薬の効果が強く表れ、身体は敏感になっていき、ハンカチで汗を拭いていくだけで、二人は感じていく。そして
由依「なぁ、ウチのおまんこ、舐めて」
麻友「えっ?・・・・・・」
突如、全裸になった由依に押し倒され、顔に下半身を押し付けられた麻友。由依はそのまま麻友のクリトリスを舐めていく。
由依「なぁ、早よ舐めて」
麻友「こう・・・・・・ですか?・・・あっ・・・あん」
由依にクリトリスを舐められ、快楽に襲われた麻友は言われるまま由依のクリトリスを舐めていく。