35話
菜々「何で中に出してくれへんの?」
中出しされるはずが、顔射され、菜々は少しだけ不満そうにする。精液を飲むこと自体は好きなのだが、奈和みたいに中出しされ、逝ってみたかったのだが、それは和哉の気紛れで叶わなかった。
和哉「どこに出すかは、俺の勝手だろ。じゃ、俺は部屋に戻る」
一度の射精で満足したのか、和哉は菜々の部屋から出て行く。菜々は追いかけようとしたが、逝った影響で、しばらく動けなかった。
和哉「何してんだ、これ?」
部屋の前に戻った和哉は、自室と麻友達の部屋のドアが封鎖され、何故こんなことになっているのかと、考えたが、それよりも、ホウキを取り外し、封鎖解除する。和哉が部屋に入ると
玲奈「あっ・・・・・・すいません」
真っ赤な顔をした玲奈が、恥ずかしそうにしながら、走って部屋から出ていく。玲奈の様子がおかしいと感じた和哉は、似たようなことになっている麻友達の部屋に行く。
麻友「ごめんなさい、急いでるので」
由依「ホンマ、ごめんなさい」
由紀「付いて来ないでくださいね」
麻友達も恥ずかしそうにしながら走っていく。訳が分からず、部屋で大人しく座っていると、玲奈が戻ってくる。
和哉「玲奈、何があった?」
玲奈「えっと・・・それは・・・言えません」
和哉が急いで部屋から出ていった理由を聞くが、玲奈は恥ずかしがり、答えない。ただ、玲奈が先ほどより、スッキリとした表情をしていることから、和哉はその答えを推測。玲奈が恥ずかしがる理由を悟る。
和哉「まぁ、良いか。それより、そろそろ寝るか」
玲奈「はい」
寝るにはかなり早い時間だが、和哉と玲奈は裸になり、ベッドに入る。こうなると、そのままSEX。和哉が満足するまで中出しし、二人は繋がったまま眠りに堕ちる。
麻里子「今日は朝ごはん食べたら、貴女達は学校まで送るから。後片付けは、生徒会でやってね」
朝食後、麻里子が運転するワンボックスカーで八人の少女は学校に戻る。
和哉「二時間は戻ってこないから、丁寧に掃除するか。敦子と優子は・・・」
敦子「悪いんだけど、用があるから私達帰るから」
優子「ごめんね〜」
和哉「わかった、お疲れ様」
和哉が役割分担の指示を出そうとすると、敦子と優子は用事があるからと、帰っていく。敦子達がいなくなると、和哉が指示を出し、掃除開始となるはずが
彩「ウチらも手伝おか?」
奈和「私もお手伝いします」
菜月「何をしましょうか?」
何故か彩・奈和・菜月の三人が残っていて、和哉達の手伝いを志願する。彩達の手伝いもあり、掃除は思いの外早く終わる。
和哉「で、三人が残ってるのは何で?」
和哉は三人が残っていた理由を聞く。
彩「そんなん、車に乗られへんかったから」
和哉「あー、やっぱ、そういうこと」
助手席に誰かが乗ると、運転に集中できないからと、隣に誰も乗せない。だから、十人乗りのワンボックスカーでありながら麻里子が送っていったのは八人だけ。
掃除が終わって、しばらくすると、麻里子が戻り、和哉達も一時間かけ、学校まで戻る。
彩「せっかくやし、みんなでカラオケ行こ」
学校に着くなり、彩がカラオケに行くことを提案。
麻友「良いですね〜。カラオケ行きましょう」
彩の提案にほぼ全員が賛成するが
和哉「・・・・・・・・・俺は帰るから」
和哉だけは、嫌がり、帰ろうとする。
由紀「良いじゃないですか、みんなで行きましょう」
和哉「悪いけど・・・・・・」
玲奈「そんなに私達とカラオケに行きたくないですか?」
再度誘われても断ろうとする和哉の言葉を遮り、玲奈がわざとらしく哀しそうな表情をし、麻友・由依・奈和もそれに倣う。
和哉「分かった、行けばいいんだろ!」
帰ることを諦めた和哉を玲奈と彩が挟み、八人でカラオケに行く。