3話
翌朝、和哉は早起きをし、敦子や優子と朝食作り。大人数とは言え、簡単な物だけということで、朝食作りは予想より早く終わる。
午前八時、彩達十一人が食堂に現れ、朝食を食べる。
麻里子「ご飯、食べながら聞いて。ご飯を食べたら、貴女達はお風呂に入って、身体をキレイに洗ってね。着替えは貴女達がお風呂に入ってる間に脱衣室に用意するから」
麻里子に言われ、朝食を食べた彩達は、大浴場に着替えを持たずに行く。
彩「思うてたより、何か楽勝な気してきた」
菜々「着替えも可愛い服、用意してあんのかな〜」
美優紀「ウチら三人だけ水着やったりして・・・・・・まさかな〜、そんなことあるわけ無いよな」
胸のサイズだけであれば、十一人の中では上位の三人。美優紀も自分で言っておきながら、不安に感じていた。
麻里子「貴女達、そろそろお風呂から出てね」
麻里子に言われ、十一人は浴場から出て、脱衣室に。
麻里子「かごに名前が書いてあるでしょ?それを着てね」
彩「あの〜、ウチらがさっきまで着てた服は何処ですか?」
彩達が着ていた服・下着は脱衣室から消えていた。
麻里子「そんなことより早く着なさい」
奈和「先生、下着って無いんですか?無いならさっきまで着てた下着を・・・」
麻里子「ごめんね、洗濯中。だから、諦めて着なさい」
用意された服を着ないと、脱衣室から出ることができない。十一人は諦めて、用意された服を着る。
美奈は柔道着、ゆりあは空手着、菜月は剣道着。但し、Tシャツは用意されていない。
亜樹はテニスウェア。但し、アンスコは無く、スカートは極端に短く、少しでも動くとお尻が見えそうになるほど。
奈和と茉里奈は学校指定の制服。但し、スカートは股下0センチ。無理に下げてやっと股下5センチになるほど丈が短い。
まどかはある意味特別扱いで、奈和や茉里奈と同じ学校指定の制服。それか、ピアノコンクールで着るようなドレス。そのドレスも殆どが透け、全裸でいることと大差がない。
彩と柊は学校指定のジャージと体操着。美優紀と菜々は剣道袴にビキニの上だけといった物になっていた。
美優紀「なぁ、彩〜。ウチに体操着くれへん?上がこれだけなんて恥ずかしすぎやわ」
菜々「美優紀、ズルない?彩、ウチに体操着くれへん?」
美優紀「もう一人いてるやん」
菜々「ホンマや。柊、ウチに体操着くれへん?先輩に逆らう様なことせーへんよな?」
強引に柊の体操着を奪った菜々。美優紀もそれに倣い、彩の体操着を奪う。