1話
冬休みが終わり、三学期。始業式、壇上で挨拶をする和哉を睨み付ける男が一人。目の前で婚約者の咲子を和哉に犯された謙二。
「北川先生、いかがされましたか?」
謙二「別に・・・何でもありません」
異様な目付きの謙二に、隣に立つ教師が声を掛けると、謙二は平静を装う。始業式が終わると、和哉を呼び出し、咲子を犯した罪を償わせようとした謙二だったが、こんなときに限って、多忙となり、それができない。
一方、和哉は麻里子に呼び出され、生徒会室に行く。
和哉「言わなくても分かってるよ、今年もやるんだろ?」
麻里子「そうだけど・・・今年は、みんなのリクエストでご主人様一人でやってもらうことに・・・」
和哉「俺一人?まぁ、いいか。折角だから生徒会合宿の費用でも稼がせてもらうかな」
和哉達が話しているのは、秋葉学園毎年恒例の裏行事、生徒会主催のホストクラブ。部費や用具購入といった部活支援を目的としたものだったのだが、この年は例年とは趣が変わり、女性教職員の要望で、ホストをするのは、和哉ただ一人。
麻里子「今日から木曜日までの四日間、夜八時まで予約で埋まってます。今日は十三時から十五時まで音楽の松井先生、十五時から十七時まで体育の倉持先生、十七時から二十時まで保険医の小嶋先生となってます。全員、特別コース希望です」
和哉の放課後の予定は既に埋まり、自由時間は全くと言って良いほどだった。
麻里子「そのあとは、私が家までお送りします。では、あと五分で松井先生が来るので、よろしくお願いします」
麻里子が予定を告げ、生徒会室を出た五分後、咲子が生徒会室に現れる。
咲子「ご主人様、私・・・こんなに・・・なってます。だから・・・」
生徒会室に入るなり、咲子はスカートを捲りあげ、愛液が太股を伝う様を和哉に見せる。
和哉「あのあと、北川先生とやったんだろ?気持ちよかったか?」
咲子「小指でオナニーしてるみたいで・・・・・・。早く・・・ご主人様のおちんちん・・・入れてください」
和哉に抱き付き、キス。数日前、目の前で見せられた濃密なキスをされ、咲子は引き返すことができない道を転がり落ちることになる。
和哉「咲子、北川先生のこと、愛してるか?」
咲子「私が愛してるのは・・・ご主人様だけです。私があの人と結婚するのは・・・形だけです」
咲子が謙二を愛しているなら、和哉はキスをしないと言ったが、咲子の愛はもう和哉にのみ、向けられる。
和哉「取るつもりは無かったんだけどな・・・ま、あの時帰らなかった北川先生が悪い。そうだよな?って、それどころじゃないか」
咲子「あぁぁぁぁ逝く逝く逝く逝く・・・・・・逝く〜」
犯されている咲子は、和哉の問いには全く答えず、逝き、終了の時が来るまで、何度も逝かされる。