5話
和哉「で、未姫ちゃんをどうするつもりだったって?」
「ごめんなさい、許してください」
和哉「謝ってないで、質問に答えろよ。便器に顔を突っ込んだままじゃ嫌だろ?」
男を小学校の外トイレに連れていき、小便器に顔を突っ込ませる。抵抗できないように、後ろ手に縛り、後ろから男の首を踏みつけて。
和哉「答えないなら、小便器で溺れさせてやる」
「ジャー」
フラッシュバルブのボタンを押し続けると、水は小便器から溢れそうになる。最初は小便器で溺れることは無いとタカを括っていた男も、水面がどんどん上がってくると、ジタバタ暴れだし、鼻と口は水面よりも下になる。
和哉「答える気になったか?」
和哉がフラッシュバルブから手を離すと、数秒で水は止まり、水位は一気に下がっていく。
「答えます、答えます。答えるから許してください」
和哉「さっさと答えろ!じゃないと・・・」
「ジャー」
「ごめんなさい、答えます」
少しだけ水を流すと、男は怯え、更に素直になる。
「あの子を仲間と壊れるまで犯して・・・写メで脅して、ペットにして・・・飽きたら・・・売りを」
身の危険を感じた男は、素直に答え、これ以上酷い目に合わないように身の安全を計る。
和哉「誰がこんなこと考えた?」
「沙穂・・・答えたからこれ以上は・・・止めてくれ」
和哉「止めてください、だろ!」
「お願いします、止めてください」
和哉に怯える男は、素直に従う。
「ジャー」
和哉「大きい声出さねーと、聞こえねーよ。さっさと言わねーと、また溺れるぞ」
「止めてください、止めてください!許してください」
水面が顔まで上がる前に、男は許しを乞い、和哉は残念そうにフラッシュバルブから手を離す。
和哉「ここでは、止めてやるよ。でもな、二回も俺のツレに手を出そうとしたんだ、もう少し苦しませてやる」
男は数日前、明音と玲奈をナンパし、和哉にボコられていた。和哉は男を引き摺り、多量の落ち葉が浮かぶプールへと連れていく。
「まさか・・・」
和哉「ここで体を洗え」
「ドボン」
「ぎゃーっ、死ぬ死ぬ死ぬ。助けてくれ〜〜〜〜」
男は縛られた状態でありながら、死に物狂いでプールサイドまで上がる。
和哉「ご苦労さん。もう一回泳いでこい」
「ドボン」
せっかくプールサイドまで上がったが、和哉に蹴り落とされる。何度も這い上がり、何度も蹴り落とされ、和哉が飽きると、男はやっとプールサイドにいることを許される。
和哉「次、俺のツレに手を出そうとしたら、どうなるかわかるよな?」
笑顔で脅す和哉に男は頷き、寒さと恐怖で震えながら逃げていった。