鬼畜な生徒会長の一年


























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9章 生徒会合宿編
26話
 朝食が終わると

和哉「玲奈、由依と一緒に麻友と由紀の手当てしてやってくれ」

玲奈「わかりました」

 玲奈に麻友と由紀の手当てをするよう指示を出す。玲奈達四人がいなくなると

和哉「お前らにはお仕置きしないといけないな」

 手枷を着けた麻里子達を昨日の広間へ引き摺っていき、由紀と同様に吊るす。

優子「お仕置きって言ってるから鞭は分かるんだけど・・・その鍋は何?」

和哉「これか?これはさっきのヤツだよ」

 和哉が用意していたのは、鞭の他に先程の激辛チゲ鍋。鞭の用途は誰の目にも明らかだが、チゲ鍋の用途は全く分からなかった。

和哉「敦子から・・・ヤるか」

「ビシッ、ビシッ」

敦子「あっ・・・あん・・・もっと」

 鞭打たれた敦子は、痛がるどころか、感じていた。

和哉「感じたらお仕置きにならないだろ!仕方ないからこれを使うか」

 筆の穂先を鍋に浸けると、敦子の舌の上を這わせる。

敦子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

和哉「あぁ、タバスコと唐辛子を足してるからさっき以上に辛いはずだ。次は優子だな」

優子「ヤダ〜、鞭は良いけど・・・じゃなかった、ホントはヤダけど・・・でも、それだけは絶対にヤダ〜〜」

 敦子が叫ぶ姿を見て、怖いもの知らずの優子が怯えている。朝食がちょっとしたトラウマになったみたいだった。

「ビシッ、ビシッ」

優子「ぎゃーーーーーーっ、いって〜〜〜〜〜〜〜」

 痣になるほど強く鞭で背中を叩かれても、呻き声一つ出さなかった優子も、傷口にスープを塗られると敦子以上の大声で叫ぶ。

和哉「ついでだ」

 叫び口を大きく開けた優子の舌にも筆を這わせる。

優子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 広間には敦子と優子の叫び声がしばらくこだましていた。

COM ( 2016/04/20(水) 00:00 )