2話
玲奈が生徒指導室に戻ったタイミングでメロンパン同好会の解散が決定。和哉は玲奈のために譲歩案を提案を幾つか出したが、最初に解散に賛成した少女島崎遥香が全ての提案を拒否し、他のメンバーを困らせ、流れは解散へと傾く。
由依「松井さん、メロンパン同好会は解散になったから」
玲奈「そんな・・・」
モニタリングしていた由依からメロンパン同好会の解散を告げられると、力なくしゃがみこむが、再度直談判しようと再び生徒会室に走っていく。
和哉「ちょっといいかな?」
遥香「何ですか?」
メロンパン同好会のメンバーが次々と生徒会室から出ていくなか、和哉は遥香を呼び止める。
和哉「同好会の解散に賛成したのは何で?」
遥香「私、イケメンが好きなんですよ〜。だからイケメン生徒会長が解散させたいって思ってるなら手伝おうかなって」
何か考えが有って解散に賛成したのかと思っていたが、遥香に考えは全く無く、和哉は呆れていた。
遥香「それに・・・メロンパン同好会が無くなってもみんなで楽しくお喋りできれば、解散しても困らないかなって」
和哉「あー、確かにそうかもな」
メロンパン同好会の活動を見たことがある和哉は遥香の言葉に納得する。
遥香「私も聞きたいことが有るんですけど・・・」
和哉「何?」
遥香「この前、玲奈さんとデートしてましたよね?」
これをモニタリングしていた由依と麻友は一瞬顔をひきつらせ、愛李を睨み付け
由依「古川さん、何ボケッと突っ立ってん。松井さんをここに連れて来んと部費零にするで」
麻友「そうです、早く行ってきてください」
愛李「だから何で古川が?」
由依「つべこべ言わんと・・・」
愛李「わかりました、行けばいいんでしょ」
由依の圧しに負けた愛李は再び玲奈を連れ戻すために生徒会室へと行かされる。玲奈が戻ってくると由依と麻友は尋問を始め、和哉と遥香が何か約束をしたことを聞き逃すことになる。