第一章
09
健太は彼から視線を外さずに歩く美奈の肩を抱き電柱などにぶつからないよう気遣いながら歩くことに少し苛立ちを覚えていた。

「あのさ、美奈ちゃん?前みて歩こう?」

「嫌です!健太様から目を離したくないですもの……」

彼女は視線を外すことをかたくなに拒み、彼にべったりと密着し豊満な胸を彼の腕に押し付けている。

女の子が自分に惚れさせるために取る行動が何通りかある。そのうちの二つ目線を外さないこととスキンシップを積極的にとること。

美奈は完全に自分の虜にしてしまえばもしかしたら私だけのモノになってくれるかもしれない。そんな淡い期待を胸に積極的なアプローチをしかけていた。

選ばれた直後は大人しめな女の子に見えた彼女も学校を出た途端に大胆になり彼をモノにすべく甘えた声を出すなどしている。

彼女なりの努力なのかもしれないが彼には彼女に対して何の感情も湧かないようだった。

彼は恋愛というものがどういうものかを知る前に童貞を失った。

のちに教科書で知ったがまともな恋愛をする前に”経験”した彼には異性を心の底から愛するということが到底理解できなかった。

「着いた!ここが我が家です!」

いつの間にか大場宅へ着いた事に気がつくと先に玄関を開けている彼女の後を追いかけ大場宅へと上がる。

美奈に手を引かれるまま彼女の部屋まで来ると豊満な彼女の胸を後ろから鷲掴む。

「ひゃん!?」

ビクン!と反応する彼女。
健太は彼女の太ももに指を這わせると弱々しく抵抗する彼女の反応を愉しむ。

「ゃ……ぁぁ……ぁん……はぁ……はぁ……」

彼女の白い肌が薄い桜色に紅葉したのを確認すると慣れた手つきで彼女の服を脱がして行く。

黄色い下着を脱がせると優子よりも大きい乳房が彼の目の前に曝け出された。

乳輪は少し広く谷間にはほんのりと汗が滴り落ちている。

彼は再び荒々しく彼女の胸を鷲掴み交互に乳首を責めて行く。

「ゃぁっ!ぁっ!ああぁっ!!ん!あっ!ああぁっ!」

彼女の獣のような喘ぎ声を堪能するといきり立つ肉棒を彼女の乳の谷間に侵入させる。

マシュマロのような触感に包まれながら上下に移動すると我慢できなくなったのか彼女は亀頭にむしゃぶりついてきた。

「ん……じゅる……ちゅぽ……ん…んん……ん…ちゅぽ……じゅる……」

彼女の豊かな乳から繰り出されるパイズリフェラは必殺技の領域だ。

並の男ならばすぐにやられてしまうであろう快感に健太は圧倒されていた。

快感に酔いしれながらも彼女の秘部の濡れ具合を確認すると名残惜しくも彼女の乳の谷間から肉棒を引き抜くと濡れそぼった彼女の秘部に肉棒をこする。

「あ…ぁん……ん……けんたしゃまぁぁ……みな……もう……我慢できなぃ…あっ!ぁぁ…はやく…はぁ……はぁ……はやく…くだしゃい……」

「ふふ……そんなに欲しいの?何を欲しいのか言ってごらんよ?」

「ぁん……ん……やぁ……はずかしぃぃ…!」
彼は彼女の予想通りの反応に口角を上げると秘部に当てている肉棒を螺旋を描くようにこする。

少しでも押し込めば入る状態。

その状態でお預けをくらっている彼女はついに羞恥心をかなぐり捨てた。

「はぁ…はぁ…けんたしゃまぁ……?みなのおまんこにぃ……けんたしゃまのおちんぽくだしゃいぃぃぃぃぃ!!!!!おかしてくだしゃいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

彼は満足そうにほくそ笑むとそのまま一気に肉棒を押し込み彼女の処女を奪った。

「ひぃやぁぁぁぁぁ!
!!ぁあ!あっぁぁ!」

彼女の悲鳴も気にせず肉食動物のように腰を振り激しく揺れる彼女の乳房にかぶりつく。

彼女はそんな酷いことをされているにも関わらずうっとりとした目つきで彼を見つめ上下の口からは涎を垂れ流す。

彼女は真正のマゾヒストだった。
きっと四六時中尻を叩かれながら責められるだけでも悦びを感じるのだろう。

彼は正常位から後背位に体位を変更すると後ろから乳をまさぐりつつピストン運動を繰り返す。

ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!と愛液と肉が混じり合う音と荒い息遣いが二人を絶頂に近づけて行く…

「みなぁ!出すよ!?」

「んはぁあ!ぁん!あっぁぁ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あああっ!けんたしゃまぁ!けんたしゃまぁぁあっぁぁ!!!!」


二人は体を震わせ互いに絶頂を迎えた。

子宮に充分な量の精液が流れ、快感ゆえか美奈はそのまま失神した。

健太は肉棒を引き抜き彼女の唇で精液を拭き取ると身なりを整えて帰路へと着いた。


■筆者メッセージ
遅くなってすみません…

みなるんとのベッドシーンとリクメンの邂逅は分けさせていただきました。

邂逅についてはもうしばしお待ちくださいm(_ _)m
snow flake ( 2014/06/23(月) 18:15 )