第一章
07

最後の獲物が待つトイレの前で足を止めると目を閉じ大きく深呼吸をする。

「……ふぅぅ……」

瞼を開くと夜空の向こうから薄っすらと日の光が顔を覗かせている。
どうやらいつの間にか日付も変わり朝方になっていたようだ。

が、彼はさほど気にしていなかった。

学校は創立記念日で休日。
いくら夜更かししようが問題ない。

扉を開き最後の獲物であるみなみの姿を視界に捉える。
彼女は一糸纏わぬ姿で手を秘部の上に乗せたまま眠っていた。

「寝顔は可愛いな。秘部に手を乗せているのは減点だけど」

静かに寝息をたてる彼女の体の表面は眩い光沢で輝いており秘部の直下には遥香以上の水溜りが精製されていた。

「あーぁ……後でよく掃除しなくちゃ……」

寝息を立てる彼女の体にゆっくりと手を差し入れ抱き起こし抱えると脱ぎ散らかしてある制服を掴み、また別の自室へと歩き出した。

時折、彼女から薄っすらと香る香水が鼻腔をくすぐり彼の眉がピクリと反応する。

「…ん、けっこう好きな匂いだな……」

最奥のあまり使用していない部屋の前で止まり彼女を抱えたまま器用に扉を開くと部屋の中央にあるウォーターベッドへと彼女を運ぶ。

見上げるとベッドの真上は吹き抜けとなっていて薄ぼんやりと朝日が二人を照らす。

「んぅ……」
寝返りを打つ彼女の唇に口付けると艶やかな吐息を漏らした。

口付けたまま暖かい彼女の身体を包み込むように抱きしめると彼女の瞼がゆっくりと開いた。

「ん……もぉ……けんたくん、遅いよぉ……」

「またせてゴメンね?」

もう一度軽く唇を重ね俯きかげんで照れる彼女の頭を撫でる。

すると彼女は潤んだ瞳で健太を見てますます彼に身体を密着させる。

「健太くん……健太くん…わたしね、健太くんになら……何されてもいいよ…?それくらい……好きなの……健太くんの好みの女性になれるようにわたし……わたし頑張るから…だから……最終的には……私を……あんなこと言ったけど最終的には…私を……」

彼はその先を言わせないように唇を奪うと舌を絡ませ、艶やかな彼女の身体をより一層強く抱きしめる。

「ん……ぅう……ふぅ……んん…ぅ…ぅんん…」

密着しているため彼女の秘部から滴る雫が自らの太ももに付着したのを肌で感じる。
そして彼は意地悪な発想を彼は閃いた。

「みなみちゃん……セックスしたいって言ってごらん?」
口角を微かに上げながら冷たい目線で彼女の瞳を見つめると彼女は顔を赤らめますます俯く。

「恥ずかしくて言えないよぉ……」
顔を赤らめモジモジしながら振り絞るように言葉を発した彼女。

「言えないのかい?仕方ないなぁ……自分から言えるようにしてあげるよ」
彼はゆっくりと彼女の小振りな乳房に触れる。
「ひゃん!……あぁ…!らめぇ……」

甲高い声でよがる彼女に御構い無しに彼女の胸の突起に口付けると2、3度彼女の身体が跳ねた。

「ぁ…あ!……ぁぁあぁ!そん……なぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
絶頂を迎え息を荒げる彼女に休む間も無く割れ目に舌を滑らせると絶え間なく流れる愛液の滝が勢いを増した。

「ひぃあああああ!!!はっあ!あ!あ!壊れちゃ…あぁぁぁあ!!」
部屋には卑猥な水音と彼女の嬌声が響き渡る。

ほんのりと香るメスの匂いと甘美な愛液の味と彼女の甲高い嬌声を堪能すると彼女の身体を反転させ魅力的な彼女の尻を鷲掴む。
「ひゃあ!ぁぁぁ!」
弾力のある肉感と汗で輝く表皮に舌なめずりをするとそのまま肉棒を秘部に擦り付ける。

「ぁぁぁん!けんたくぅん……はぁっ…はぁ…入れてぇ…?みなみのオマンコにぃ……けんたくんの生チンポ……ぶち込んで欲しいのぉ……」

さっきまでの乙女な生徒会長はどこへ消えたのか、彼女は淫乱な雌に変貌した。

彼は勢いよく彼女の処女膜を突き破ると欲望に任せて腰を振る。

「ひぎぃぃぃいぃ!!!いやぁぁぁぁぁぁん!!ぁん!ぁ!ぁん!あ!あ!あ!あぁぁん!」

肉の激突音とそれに伴い愛液がこすれて出る水音に二人の思考は只々混じり合うことにのみ集中していく。

混じり合う事数十分、朝日が二人を照らし、二人も絶頂が近づく。

「ぁんん!あ!あ!ぁん!ぁん!ぁん!けんたくんぅ!!あっ!あっ!ぁああっ!」

「くぅぅ……みなみちゃん…!みなみちゃん…!」

「ぁんぁんぁん!んあああっ!!!」
「くぁあっっ!!!」

二人は同時に絶頂を迎えてベッドに倒れこむ。

彼は安定しない呼吸のまま彼女から肉棒を引き抜くと余韻に浸る彼女を置いてバスローブに着替えると最愛の妹、珠理奈の部屋へとフラつく脚で歩き出す。


みなみとのヤリ部屋から歩く事数十分。
何とか珠理奈の元まで来ると彼女が寝ていることを確認するとすぐ隣の自分の部屋へと重たい脚を引きずりベッドに倒れこむ。

「……松井玲奈、君もいつか僕のモノにして……やる…」

彼は瞼を完全に閉じるとそのまま深い眠りについた。

■筆者メッセージ
とんでもなく遅くなって申し訳ございません……

残業や休日出勤続きでまったく執筆活動ができず、3週間近くも更新できませんでした……

これからはなるべく更新するようには致しますので何卒よろしくお願いします。
snow flake ( 2014/06/08(日) 23:49 )