笑顔が絶えない警察官































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第5章 新生活と酒臭い街
酔っ払った挙句・・・
ある日
鶴木「え?の、飲み?」
日垣「そうだ。ここに来て、歓迎会をしてないだろ?」
鶴木「え、えぇ、そうですけど・・・」
酒は飲んだことあるけど・・・
日垣「味か?」
鶴木「・・・」
顔を背ける。
日垣「当たりか。」
岡野「だったら、私が美味しい店を紹介してあげよう。」
大西「あ、私も行きたーい!」
岡野「決まりだね。鶴木くん?」
鶴木「は、はい!!」
自然と岡野さんに敬礼をしていた。
〜〜〜〜
鶴木「お、おぉ・・・」
味のある居酒屋にきた。
岡野「まずは、生4でいい?」
大西「私は、カシスオレンジで。」
岡野「わかった。鶴木。」
鶴木「あ、はい!すいませーん!生4つください!!」
「はーい!!」
岡野「私は、だし巻きと軟骨唐揚げだな。みんなは?」
大西「私は、冷やしトマトと焼きサバで。」
日垣「自分は、照り焼きと浅漬けで。」
鶴木「えっと・・・唐揚げとどて煮で。」
岡野「うんうん、しっかり飲んで仕事に備えよう。」
「「「はい!」」」
〜〜〜〜
1時間半後〜
日垣「いや〜、こんなにいい店を知っているなんて、さすが岡野さんですね。」
大西「じゃ、次は私のおすすめのお店に行く?」
岡野「いいねぇ〜。あれ?鶴木は?」
鶴木「・・・あ、はい?」
日垣「お前、寝てたな?」
鶴木「ぜぇんぜぇんですけどぉ?」
岡野「酔っ払っているね。」
俺は、ビール2杯と巨峰サワー、カルピスサワー、ラムネサワーを2杯ずつ飲んでいる。
さっきまでぼぅ〜っとしてた。
日垣「酒、弱いんだな。」
鶴木「そ、そぉうっすねぇ〜。」
大西「身体大きいのにね〜。」
俺は、173cmの76キロ。
少し身体は大きいが、酒はあんまり飲んでいない。
それに・・・
鶴木「ね、眠い〜。」
岡野「はっはっは、慣れてないんだな。」
日垣「これから、練習しないとな。部活と一緒だぞ。」
鶴木「ふぁ〜い。」
大西「お開きにしますか?」
岡野「そうだな。じゃ、帰るか。」
大西・日垣「はい!」
鶴木「ふぁ〜い。」
〜〜〜〜
鶴木「ね、ねむい・・・」
視界が、ぶれている。
電車に乗って、マンションまで買ってきたが、足はふらふらだ。
鶴木「んぅー。」
眠い、とにかく眠い。
マンションのロビーまで帰ってきた。
鶴木「ソファー・・・」
ソファーに寝転び、そのまま寝た。
〜〜〜〜
さくらside
お菓子がちょっと食べたくなって、コンビニに行ってきた。
さくら「あれ?」
鶴木「ZZZ〜」
鶴木さんが、顔を赤くして寝ていた。
ネクタイもシャツも乱れている。
さくら「もぅ〜、何しているの。」
私は、ほっぺをツンツンする。
鶴木「ん、ん・・・ZZZ〜」
ちょっと起きようとしたけど、寝息を立てた。
さくら「かわいい。」
指でツンツンする。
鶴木「ん、ん、ん〜。」
さくら「ふふふ、お疲れ様。」
鶴木「か、かぁーちゃん、生きて〜。」
さくら「あ・・・」
鶴木さんのお母さんは、病院生活をしている。
いつ帰ってこれるか、わからないって言ってた。
さくら「大丈夫だよ。お母さんは、強いよ。」
鶴木「か、かぁーちゃん。」
さくら「大丈夫だからね〜。」
鶴木さんの手を握る。
鶴木「ん、ん〜。」
さくら「大丈夫。」
「あれ?!さくちゃん!何しているの?!」
さくら「あ、聖来・・・」
早川「あ、鶴木さんやん!!」
さくら「しー!!」
金川「何々?!どうしたの?!」
鶴木「ん、ん?」
さくら「あ、あぁ、起きちゃった・・・」

満腹定食 ( 2022/05/28(土) 16:20 )