笑顔が絶えない警察官































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第3章 鶴木と乃木坂
連絡相手
鶴木「・・・」
村井「おい、また考え事か?」
鶴木「え、いや!その・・・」
村井「はぁ〜、お前は本当に単純だな。」
鶴木「す、すいません。」
村井「ほら、パトロール行くぞ。」
鶴木「はい。」
なんで悩んでいるかと言うと・・・
早川[今度のお休みいつなん?!]
早川[不在着信]
金川[今度、美味しいクレープ屋さん見つけたから食べに行こうよ!!]
金川[不在着信]
矢久保[さくのいい所教えてあげようか?]
さくら[みんなに連絡先教えたけど、よかった?]
こんな感じで、個別でメッセージがめちゃくちゃ来ている。
連絡が来ていないのは、賀喜だけ。
なんとなくお淑やかな感じがあるから、それはそれでいい。
〜〜〜〜
鶴木「はぁ〜、疲れた。」
怪しい人間がいたから職務質問をしたら、まさかのシャブを持っていた。
薬物班を呼んで任せた後、車上荒らしをたまたま目撃して、逮捕しようと追いかけて、なんとか捕まえた。
そう言う日もあるんだなって、思いながら独身寮に帰ってきた。
鶴木「はぁ〜あ、飯や飯。」
独身寮には、食堂がついている。
今日は、生姜焼き定食。
ピコン!
鶴木「ん?」
さくら[やっぱり、迷惑だった?]
鶴木[全然、LINEに入れてる友達が増えて嬉しいで。]
さくら[それならよかった。また騒がしくなると思うけど、よろしくね。]
鶴木[はいはい。]
とりあえず、飯食おう。
鶴木「ばんわ〜。」
「来たわね、わんぱく坊や。今日は?」
鶴木「生姜焼きの大盛りで。」
「しっかり食べて、体力つけなさいよ!」
鶴木「はいはい〜。」
しっかりと飯を食べて、しっかり寝る。
それが身体資本の生活。
〜〜〜〜
さくらside
さくら「ふぅ〜。」
鶴木君が、迷惑になってないか心配してたけど、安心した。
本当に悪いことをしたと思っている。
早川「なぁ〜、さくちゃん。」
さくら「どうしたの?聖来。」
早川「鶴木君は、返信って遅い方?」
さくら「ん〜、普通かな?」
早川「そうなん?全然返ってこやんねんけど。」
さくら「たまたまじゃない?」
早川「そうなんかな〜。」
金川「私も、お話ししたいのに電話出てくれなかったよ。」
さくら「お仕事の関係もあるんだよ。警察官は、人を守るのが仕事なんだから。」
早川「せやな。待っとこか。」
金川「そうしよう!」
たぶん、あの感じでメッセージが来ていると思うと、鶴木君は少し避けているんかな?

満腹定食 ( 2022/03/30(水) 09:08 )