笑顔が絶えない警察官































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第29章 もう止まらない
傷だらけでも
小坂side
小坂「い、いや・・・」
「ほら、嬢ちゃん。ちゃんと見な。綺麗に彫られるぞ。」
宮田「お願いします。」
「優しくしてやるよ。へへへ。」
バン!バン!
「な、なんだ?!」
「あ、兄貴!大変だ!!」
〜〜〜〜
「や、やめ・・・」
バシン!
「こ、こっち・・・」
ドン!
鶴木「おいおい、骨のねぇ奴らだな。」
半グレ連中をボコボコにしているが、骨がねぇ。
警棒一本しか持ち合わせてない俺にまけるとはな・・・
「か、数で押せ!!」
「なんでもいいから、武器を持って来い!」
「だりゃ!」
薙刀、刀、棍棒を持ってくる連中。
鶴木「・・・」
ジッ!ブン!チッ!
鶴木「いっ!」
少し切れたが・・・
バン!バシン!ドン!
ガタイのいい男が3人飛んでいく。
鶴木「はぁ、歯応えがねぇな。」
タラ・・・
切られちまったが・・・
鶴木「まだ行ける。」
〜〜〜〜
小坂side
「ど、どうなってやがる!」
「こ、こっちに来るぞ!」
廊下や隣の部屋が慌ただしくなる。
誰か助けに来た?
でも、そうじゃない?
「ポリ1人なのに、なんで勝てねぇーんだよ!!」
「し、しらねぇーよ!」
ドン!
「またやられたぞ!」
ポリ?
警察・・・
小坂「っ!」
宮田「鶴木さんだ!」
「鶴木?知っているのか?」
宮田「強い人!あなた達じゃ敵わないよ!」
「へぇ〜。」
悪い顔をしている。
小坂「・・・」
〜〜〜〜
鶴木「はぁ、全員か?」
周りから人は消えた。
屋敷の中に・・・
「おい、にいちゃん。久しぶりだな。」
鶴木「お、お前は・・・」
後ろから声がしたため後ろを見ると、俺を地面に叩きつけた奴がいた。
「ちょっと傷ついているが、楽しめそうだな。」
鶴木「ふっ、ハンデじゃ。とりあえず、お前を地面に叩きつけてやるよ。」
「ほ〜、怖い怖い。とりあえず、名前は?」
鶴木「鶴木裕太。あんたは?」
「巌雄って、呼ばれてる。」
鶴木「へぇ〜。」
少し間が開く・・・
ジャッ!ジャッ!
鶴木「っ!」
巌雄「へっ!」
ガツン!!!

満腹定食 ( 2023/05/19(金) 20:33 )