巡査部長
タッタッタッ!
カン!
亀山「お?帰ってきたな?」
杉下「どうでしたか?」
鶴木「総合成績10位に入りました。それから・・・」
巡査部長になるために少しの間だけ、学校に入っていた。
なんだか、ここが1番だな。
鶴木「鶴木裕太、巡査部長に昇格し、ただいま特命係に戻りました。」
軽くだが、固い敬礼をする。
〜〜〜〜
鶴木「とは、言ったものの・・・」
あくまで特命係。
仕事なんて入ってくるわけがない。
亀山「まぁ、そう言うもんだよ。」
鶴木「ですよね〜。」
杉下「でしたら、チェスでもやりますか?」
鶴木「やります。」
いつも通りにチェスをやり、のどかな時間を過ごす。
何か仕事があればいいんだけどな。
角田「よっ、暇か?」
鶴木「見ての通りです。」
角田「だな。お、鶴木じゃん。おめでとう。明日くらいにお祝い品持ってくるわ。」
鶴木「まじっすか?!ありがとうございます!!」
亀山「だったら、今日は飲みに行きましょうか!」
杉下「亀山君、さおりさんの料理を食べたくないからって、それはあんまりだと思いますがね・・・」
亀山「そんなことは一言も言ってませんけど?」
やっぱり、この風景がいいな・・・
Prrr
鶴木「あ、すいません。」
[佐々木久美]
鶴木「はい、もしもし?」
久美『あ、鶴木君?今って、大丈夫?』
鶴木「いつでも暇だからええけど、何かあったのか?」
久美『お願いしたいことがあって・・・』
鶴木「???」