笑顔が絶えない警察官































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第2章 生活の差
ソワソワする
鶴木「・・・」
なんか落ち着かねぇ。
理由は、わかっている。
けど・・・
村井「おい、何をソワソワしているんだよ。気持ち悪いぞ。」
鶴木「す、すいません!」
村井「最近のお前は、おかしいぞ。何かあったのか?」
鶴木「い、いや、その・・・」
遠藤と連絡を取っているとは言えねぇ。
鶴木「実は、じ、女性と連絡を取っていまして・・・」
村井「だから、そんなにソワソワしていたのかよ。」
鶴木「そ、そうなんすよ・・・」
村井「それであれだろ、遊びに行くんだろ?」
鶴木「そうっす。」
村井「これは、俺からの指摘な。お前は、気取ると性格が崩れるから、そのままでいい。いいな?」
鶴木「う、うっす。」
村井「よし、パトロール行くぞ。」
鶴木「はい。」
ーーーー
遠藤と出かける前日になった。
今日は、夜勤明けで自分の部屋でゴロゴロしている。
遠藤[明日会えますね。楽しみにしてます。]
鶴木[そんな期待しないでください。俺は、そんな面白い人間ではないんで。]
遠藤[面白い?私は、鶴木君とお話がしたいと思っています。]
鶴木[普通ですよ?]
遠藤[それでいいんです。]
鶴木[さ、左様ですか・・・]
遠藤[はい。では、明日。]
鶴木[はい。]
鶴木「はぁ〜、なんで、俺なんだよ。」
女の子と話すことは、中学高校の時はあったけど、今回はアイドルで女性・・・
鶴木「話せるのかよ・・・」
〜〜〜〜
遠藤side
遠藤「・・・」
携帯のカレンダーを見る。
とうとう明日。
鶴木君とお出掛けができる。
楽しみで仕方がない。
「さく?何をソワソワしているの?」
遠藤「え?美緒ちゃん?」
矢久保「あぁ!さく、明日休みじゃん!遊ぼうよ!」
遠藤「い、いや!明日は友達と遊びにいくの!」
矢久保「え?!私を差し置いて、遊びに行くの?!」
遠藤「ごめんね、また今度ね。」
「え?さくちゃん、友達と遊ぶの?」
遠藤「うん、そうだよ。かっきー。」
賀喜「え?そんなこといつ言ってたの?」
遠藤「誰にも言ってないよ。みんなとはまた今度。あ、私は帰るね。」
そそくさと楽屋から出る。
早川「なぁ、かっきー。」
賀喜「うん、聖来。」
金川「私も同じだよ。」
矢久保「私も〜。」
「「「さくちゃんを尾行しよう!」」」

満腹定食 ( 2022/03/28(月) 17:41 )