ペット?
鶴木「おんも・・・」
「何、言うてるん?男の子やろ?」
鶴木「だからって、こんなに待たせますか?」
スーパーの袋を4袋にリュックサックパンパンを担いでいる。
鶴木「それより、大人数なんですか?」
「せやで。やから、いっぱい作るねんで?」
鶴木「いや、得意げに言わないでくださいよ。松村さん。」
松村「そんなこと言うんやな?ご飯なしにするで?」
鶴木「それは、酷すぎるだろ。」
松村「やったら、文句言わずに運んでや?私は、か弱い女の子なんやから・・・」
めちゃくちゃぶりっ子する。
鶴木「あんた、歳・・・」
松村「あぁ?」
低い声で脅して来た。
鶴木「い、いえ!何もないです!!」
めっちゃ怖い。
〜〜〜〜
トントン、トントン、ジュ〜
グツグツ、グツグツ、ジュ〜
鶴木「これ、切り終わりましたよ。」
松村「ありがとう!そろそろ完成するやつあるから、机に持ってて。」
鶴木「あいあいさー。」
飯の手伝いをしている。
結構作っている。
どれだけ来るんだ?
ピンポーン!
松村「鶴木君、そのまま出てくれる?」
鶴木「了解。」
そのまま扉に向かい・・・
ガチャ!
「お邪魔し・・・え?」
「何々?え?男?」
「え、沙友理、男いたの?」
ちょっと空気が凍りついた。
松村「みんな〜!入って!!その子、まいやんのお気に入りの子やで!!」
「あ、そういえば言ってたね。めちゃくちゃすごい子がいるって。」
「君なんだ。」
めちゃくちゃ見られる。
松村「とりあえず、入ってや〜。」
〜〜〜〜
鶴木「・・・」
「よく見るとかわいいね。」
「まちゅ〜、食べていい?」
「私も今、作っているんだけど〜。」
「ほら、あ〜ん。」
鶴木「いや、まだ・・・」
松村「つまみ食いは禁止やで!」
「「「それをまちゅが言うな!!」」」
めちゃくちゃ囲まれている。
たぶん有名な人ばかりなんだろうが・・・
顔がわからん。
「緊張しているの?」
「可愛すぎなんだけど。」
松村「そんなことしやんといて〜。鶴木君が、固まってるやん。」
「これが、かわいいんだよ。」
松村「その前に、名前言わなあかんやん。」
「あ、本当だ!私は、斉藤優里だよ。ゆったんて呼んでね!」
「で、私が若月佑美ね。」
「私、生駒里奈!」
「井上小百合ね。よろしく。」
鶴木「え、えっと、鶴木裕太です。よろしくです・・・」
松村「それより、食べよ。」
「「「いただきまーす!」」」
鶴木「・・・」
ハグッ!
鶴木「・・・ん!」
ハグ!ハグ!ハグ!モグモグ!ゴックン!
鶴木「んまい。」
若月「いっぱい食べるね。これも食べる?」
ハグッ!
生駒「これは?」
ハグッ!
優里「これ・・・」
ハグッ!
「「「おぉ〜。」」」
鶴木「???」
松村「みんな、ペットちゃうで?」