笑顔が絶えない警察官































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第18章 人材の墓場?
想定外
鶴木「・・・」
気づかれない距離で尾行をしている。
もし何かしようと思うなら、潰すまで。
「・・・」
ザッ!ザッ!
〜〜〜〜
特命係side
亀山「鶴木の野郎、大丈夫ですかね?」
杉下「相手は、1人ですからね。鶴木君なら大丈夫でしょ。」
亀山「俺も行けばよかったですかね?」
杉下「心配しすぎですよ。」
ジャ〜!
角田「暇か?って、新人は?」
杉下「お仕事です。」
角田「か〜!新人は、やっぱり元気だな〜。それに比べて・・・」
亀山「なんですか?俺たちも元気ですよ!」
角田「違うんだよな〜。あ、そうだ。この名簿を見て、ちょっと気になった名前があってな。」
杉下「気になった名前ですか?」
角田「あぁ、こいつだ。」
亀山「あ、こいつですか?」
角田「そうだ。確か・・・ストーカー事案で見たやつだな。」
杉下「・・・はっ!」
亀山「どうしたんですか?」
杉下「亀山君!行きますよ!!」
亀山「う、右京さん?!」
角田「お、いってこーい!」
〜〜〜〜
鶴木「あれ、ここは・・・」
確か・・・さくらが送ってきた住所と一緒だったような・・・
「キャ〜!!!」
女性の悲鳴が聞こえた。
鶴木「マジかよ!!」
すぐさま走る。
鶴木「ちぃ!遅かったか!!」
さくらとその後ろに女の子がいる。
その前に刃物を持ったネットカフェの店員が刃物を持っている。
さくら「大丈夫、走れる?」
「む、無理です・・・」
店員「お前のせいだ!お前が俺と連絡を取らないから!!」
さくら「そんなことをしても無駄ですよ!警察を呼んでいますから!!」
店員「そんなすぐに呼べるわけねぇーだろ!ほら、アルノ。俺と一緒に行こう・・・」
「い、いやです!!」
店員「あ〜、切れちゃったよ。じゃ、死ね。」
鶴木「待ちやがれ!!!」
店員「だ、誰だ?!」
さくら「つ、鶴木君!」
店員「あの時の・・・」
鶴木「やめろ。応援も呼んでいる。諦めな。」
店員「う、嘘だろ・・・」
店員はすぐに諦めた。
さくら「よかっ・・・」
店員「と、思うか?!そんな嘘はバレバレなんだよ!!」
鶴木「はぁ?」
「う、後ろ!!」
鶴木「へぇ?」
「おりゃ!!」
鶴木「あぶな!!」
間一髪で避ける。
鶴木「え、な!!あんたは・・・」
そこにはネットカフェの店長がいた。
鶴木「ど、どういうことだよ!!」
店長「そんな話は後だ。先に、そこの警察官を潰さないとな・・・」
万事休止、想定外すぎ。

満腹定食 ( 2022/12/06(火) 20:01 )