笑顔が絶えない警察官































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第18章 人材の墓場?
確定だろ
鶴木「これは・・・」
杉下「ホワイトボードですよ。」
鶴木「いや〜、わかりますけど・・・」
特命係にホワイトボードが用意されている。
それに写真を貼ってある。
亀山「それで、今回の要望は・・・」
杉下「ずばり・・・怪しい人物は、1人だけいます。」
鶴木「それって、店長ですか?」
杉下「順当にいけば、店長さんですね〜。しかし、私はあえて・・・この方が怪しいと思います。」
亀山「そいつは、誰ですか?」
杉下「この方です。」
鶴木「え?そいつは・・・」
杉下さんは、ネットカフェの店員を指さした。
亀山「どういうことですか?」
杉下「亀山君、頼んでいたことは出来ましたか?」
亀山「あ、忘れてた。やってありますよ!これです!!」
亀山さんは、紙を出してきた。
鶴木「なんですか?それ・・・」
杉下「中西さんが、覚えている範囲で割り出した名簿です。いわゆる・・・パパ活ってものですね。」
鶴木「え・・・」
まさかの活動・・・
亀山「それで、中西アルノ?ちゃんだったかな?からお話を聞いて、俺が調べたの。そしたら、ここの店員の顔とこの名簿にある名前が合致したの。」
鶴木「マジか・・・」
だったら、杉下さんの推理が正しいか。
杉下「でも、我々は捜査権がありません。ですから・・・」
鶴木「じゃ、張り込んできます。」
亀山「お、やる気じゃねぇーか。やらせます?右京さん?」
杉下「良いでしょ。鶴木君が受けた要望ですからね。お願いしますね。」
鶴木「わかりました!」
俺は、特命係から出ていく。
亀山「これで、終わりですかね。」
杉下「そうでしょうね。」
杉下さんは、紅茶を淹れる。
〜〜〜〜
俺はネットカフェの前で張り込む。
鶴木「・・・」
早く来い、潰しやる・・・
ピコン!
鶴木「ん?」
さくら[たぶんお仕事早く終わるから、ここに来て〜]
住所が送られてくる。
鶴木「ちっか・・・」
とりあえず、了解って送るか・・・
「お疲れ様でしたー。」
鶴木「ん?あ。」
あの店員が出てきた。
後をつける。
ザッ!ザッ!

満腹定食 ( 2022/12/05(月) 19:43 )