笑顔が絶えない警察官































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第18章 人材の墓場?
お勉強
杉下「先ほど、サイバーの方に手伝ってもらいましたが、メールの送信場所がわかりました。」
亀山「まじっすか?!」
鶴木「は、はやっ!!」
事務所の聴取が終わって、すぐに警視庁に帰ってきて20分。
すぐにメールの送信場所がわかるってやばすぎる。
鶴木「で、どこですか?」
杉下「都内のネットカフェですね。それも同じ場所から送っていたようです。たぶん今日もいるんでしょうね。」
鶴木「わかりました!行ってきます!!」
亀山「お、おい!鶴木!待て!!」
杉下「相手の顔写真もわからないはずですが?それで、行ってどうするつもりですか?」
ピタッ!
あ、そうだった。
杉下「彼女たちのためだと思いますが、焦る必要はないと思いますけどね。」
鶴木「は、はい・・・」
杉下「私と鶴木君でそのネットカフェに行きましょう。亀山君、君はここに行ってもらいます。」
亀山「え?!俺も一緒に行くんじゃないんですか?!」
杉下「そうですね。鶴木君には、少しお勉強に付き合わないといけないので。」
鶴木「べ、勉強?」
杉下「では、行きましょう。」
鶴木「あ、はい。」
〜〜〜〜
ネットカフェ
杉下「すいません、つかぬことをお聞きしますがいいですか?」
店員「はい、なんでしょう?」
鶴木「・・・」
杉下さんは、淡々と質問をしていく。
杉下「そうですか。あと、もう一つ。」
店員「な、なんです?」
杉下「先ほどの質問と同様だと思いますが、店員さんの中で坂道グループのアイドル関係のサイトを見てる人とかはいませんかね?」
店員「い、いや〜、どうなんですかね。ちょっとわからないですね。けど、最近、店長が中西って名前を連呼をしていたので、それくらいですかね。」
鶴木「店長さんの顔写真はありますか?」
店員「ありますよ。これですよ。」
すぐに出してきた。
杉下「ありがとうございます。では、これで。」
ネットカフェを出る。
杉下「鶴木君。」
鶴木「は、はい?」
少し怒っているようだ。
杉下「お勉強中ですので、鶴木くんは少し見ておくようにしてください。気持ちはわかりますが、まだわからないことだらけですよね?」
鶴木「は、はい。」
的確すぎる。
杉下「では、参りましょう。」
鶴木「わ、わかりました。」
すごく勉強になるし、杉下さんはめちゃくちゃ頭が切れる。
ここで、勉強して刑事ではないけど、交番に出れば糧にしよう。

満腹定食 ( 2022/12/03(土) 19:39 )