笑顔が絶えない警察官































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第18章 人材の墓場?
自由に動く
鶴木「はぁ〜。」
さくら「どうしたの?」
鶴木「ん?仕事がないの。」
さくら「え?そうなの?」
鶴木「あぁ。」
朝9時に出勤して17時15分に終わって帰る。
そんな日々が1週間続いている。
仕事がしたい。
このままじゃ・・・
鶴木「窓際だな・・・」
さくら「大丈夫なの?」
鶴木「ん〜、どうだろうな。けど、何か見つけてやるしかないな。」
さくら「それだったら・・・」
鶴木「ん?」
さくら「お願いしたいことがあるの。」
ーーーー
次の日
鶴木「あの〜、杉下さん・・・」
杉下「はい?」
鶴木「ちょっと仕事の依頼が来たので、そっちを片付けて良いですか?」
亀山「え?!鶴木!!お前に仕事が入るのか?!」
杉下「亀山君、それは失礼ですよ。ですけど、自分の力でやりますか?それとも我々が手を貸しましょうか?」
鶴木「え、えっと・・・少し手伝ってもらえませんか?」
杉下「・・・」
亀山「・・・」
杉下さんと亀山さんは、目を合わす。
杉下「いいでしょ、では手伝うどういう仕事ですか?」
鶴木「実は・・・」
〜〜〜〜
杉下「ほぅ〜、君がアイドルの子と知り合いだったとは・・・」
鶴木「はい。その関係で、特定の人物の誹謗中傷のメールや手紙が増えて、それを止めて欲しいとのことです。それで、どうにか辞めさせてほしいって・・・」
亀山「なるほどな〜。けど、鶴木。そんなの大変だぞ〜。」
鶴木「はい。ですけど、助けてやりたいんです。最近入った子で、すごい才能の持ち主で、これからのグループを担う・・・」
杉下「そうですか。では、行きましょう。」
杉下さんは、スーツの上着を羽織る。
鶴木「え?どこに?」
亀山「そんなの、決まっているだろ。」
亀山さんも特命係の外に出る。
杉下「君の惚れている人物の事務所ですよ。」
鶴木「へぇ?」

満腹定食 ( 2022/12/02(金) 20:18 )