鶴木「あぁ〜、まじか〜。」
日垣「落ち込むな、鶴木〜。」
岡田「おい、お前ら、犯人が特定されてガサが入るからって、だらけるな。」
鶴木「すいませ〜ん。」
犯人が特定されて、とうとう捕まえられるらしい。
犯人には前科があり、張り込みや聞き込みをして決めたらしい。
たぶん少しの間だけ、減給されるだろうな。
鶴木「あぁ〜、捕まえたかった〜。」
日垣「同じく〜。」
大西「あんた達、いつまでだらけているのよ。」
岡田「はぁ〜、みんなが仕事を頑張れば、今日は俺の奢りで飯でも連れて行ったのになぁ〜。」
鶴木「よしっ！パトロールに行ってきます！！」
日垣「おい！鶴木！抜け駆けするな！！」
バタ！バタ！バタッ！
嵐のように準備をして、パトロールに出て行った。
大西「元気になりましたね。」
岡田「現金な奴め。」
〜〜〜〜
某所
「よし、突入っ！！」
犯人の居場所がわかったため、ガサが入る。
準備万全で行っている。
「捕まると思うなよ！！」
パンッ！
「た、た、退避っ！！」
「あばよっ！！」
ドーン！！
「うわ〜！！」
「ぎゃぁぁ！！」
手榴弾が投げられ、突入した警察官が負傷した。
犯人「へっへっへっ。あばよ。」
「おい！逃がすな！！」
「数人は、救急車が来るまで待機！！動ける奴らは、すぐに追うぞ！！」
〜〜〜〜
？？？side
「ん？なんだろ？」
「あれ？警察？」
「おい！どけっ！」
「き、きゃっ！」
「ゆ、友香！！」
菅井「ど、どういうこと？！」
「おい！動くなよ！！」
「お、おい！やめろ！！」
カチャッ！
菅井「え、えっ？！」
さっき逃走した犯人が、菅井を人質にした。
犯人「おい、近づくなよ。近づいたら、わかるよな？」
菅井のこめかみに銃口を向けられる。
菅井「い、いやっ！」
「ゆ、友香！！」
そこには・・・
理佐「友香を殺さないで！！」
犯人「そこの女は黙ってろ！！」
バンッ！
周りにいた人間は銃声に驚き、しゃがみ込む。
「お、おい！やめろ！！」
犯人「だったら、逃走用の車を用意しろ。この女を殺されなくなければな。」
菅井「た、助けてっ！！！」
〜〜〜〜
鶴木「ん？」
日垣「鶴木？どうした？」
鶴木「いや、今、声がしたような・・・」
ブッ！
『各局に至急連絡！！銃を持った男が、女性を人質に取り、逃走を図っている！人質の女性は菅井友香っ！』