笑顔が絶えない警察官































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第12章 存分に暴れろ!!
悲鳴とパニックのハーモニー
某所
久美「みんな〜!準備できた?」
「「「は〜い!」」」
久美「じゃ、乗るよ〜。」
日向坂メンバーは、ロケバスに乗ってどこかへ行くらしい。
久美「全員乗ったよね?」
「「「乗った〜!!」」」
久美「じゃ・・・」
「「「お願いします!!!」」」
〜〜〜〜
キャッ!キャッ!!
久美「遊びに行くんじゃないんだから、あまり騒がないの!!」
「「「は〜い。」」」
久美「も〜。」
加藤「きくちゃん、いいじゃん。楽しいんだからさー。」
久美「そうだけど、今回の・・・」
ビィー!!ビィー!!
ガシャン!ガシャン!
京子「え?!何?」
金村「な、なんですか?!」
前の方から、白くて大きなロボットが走っている。
何か様子がおかしい。
ブーン!ガッシャーン!
ボーン!!
きゃ〜!!!
運転手「ま、まずいですよ!皆さん!!降りて!!!」
久美「みんな!!走るよ!!!」
ロケバスに荷物を置いたまま、走り出す。
久美「建物中には、入らないよ!」
とにかく走る。
だが、ロボットの速さは相当なものだ。
京子「はっ、はっ、はっ。」
何人かは、息切れをしている。
相当走っている。
金村「あ!みなさん!あそこに逃げましょう!」
金村が指差したのは、地下鉄の駅。
逃げている人もそこに逃げ込んでいる。
「はっ、はっ、はっ、きゃっ!」
1人は転んでしまう。
小坂「愛萌!」
小坂は、彼女に駆け寄る。
宮田「菜緒!逃げて!」
小坂「やだ!」
突然暗くなる。
小坂「あ・・・」
目の前には、白と黒のロボットが立っている。
ロボットは、拳をあげる。
小坂と宮田は、抱き合って目を瞑る。
ガシン!ギシッ!ギシッ!
宮田「ん、え、え?」
小坂「え?これは・・・」
もう一台のロボットが、現れた。
それもスタイリッシュだが、塗装が剥がれている。
「小坂さん!早く逃げろ!!」
聞き覚えのある声・・・
小坂「鶴木さん!!!」

満腹定食 ( 2022/10/01(土) 18:53 )