坂道とポケモン
山崎怜奈×ヨルノズク
怜奈「はぁ〜、すげぇむずいんですけど〜。」
夜中の12時過ぎ。
山崎は、大学の課題に追われていた。
ダン!ダン!
怜奈「な、何?」
「ホゥー!ホゥー!」
怜奈「ほー?ほー?」
カーテンを開ける。
「ホゥー!ホゥー!」
怜奈「ホーホー?!」
ホーホー「ホゥー!ホゥー!」
何かを訴えている。
よく見ると足を怪我している。
怜奈「あ、ちょっと待って。」
窓を開けて、部屋に入れさせる。
ホーホー「ホゥーホゥー。」
怜奈「ちょっと待ってね。人間に効く薬は使っていいのかな?」
色々調べる。
怜奈「良さそうだな。よし、ちょっと待っててね。」
ホーホー「ホゥー。」
〜〜〜〜
怜奈「これで、よしっと。」
ホーホー「ホゥー!ホゥー!」
薬を塗り、包帯を巻いている。
怜奈「時間は・・・」
1時を過ぎている。
怜奈「あぁ〜、今日は寝るか。」
ホーホー「ホゥー?」
怜奈「寝るの。あ、ホーホーはどうやって寝るの?」
ホーホー「ホゥー。」
羽を伸ばして少し飛んでいき、カーテンレールの上に行く。
怜奈「あ、そこで寝るんだ。じゃ、おやすみ。明日は、大学行ってからポケモンセンターだよ。」
ホーホー「ホゥー!」
怜奈「おやすみー。ホーホー。」
ーーーー
乃木坂楽屋
北野「ザキ、大丈夫?」
怜奈「つ、辛い。」
ホーホー「ホゥー。」
山崎の肩にホーホーが乗っている。
北野「モンスターボールは?」
怜奈「出てきちゃって来るのよ〜。」
ホーホー「ホゥー。」
あれからホーホーは、山崎と一緒にいることが多くなり、山崎の肩にいることが多くなった。
新内「ザキ、上着破れちゃうから言ったほうがいいよ。」
怜奈「わかった。ホーホー、降りて。怒るよ。」
ホーホー「ホゥーホゥー。」
少し飛んで机の上に移動した。
北野「けど、かわいいね!私が、撫でてあげる!」
ホーホー「ホゥ〜ホゥ〜。」
扱いに慣れているのか、ホーホーが気持ちよさそうにしている。
怜奈「さすが、日奈子だね。」
北野「うちの子もこうすれば、懐いてくれるよ。ザキもする?」
怜奈「私は、いいかな。」
北野「ホーホーを、もう少し愛してよ。なんなら、私が可愛がってあげる。よしよし!」
ホーホー「ホゥ〜。」
ーーーー
数日後
某大学
怜奈「はぁ〜、やっと終わった。」
授業も終わり、そのままレッスン場所まで移動する。
「ゴ〜ス・・・」
怜奈「ん?」
「ゴ〜ス!」
怜奈「わぁ?!」
驚かせて尻餅をつく。
怜奈「いたた。何?!」
「ケッケッケ!」
怜奈「ポケモン?!」
ポーン!
ホーホー「ホゥー!」
怜奈「ホーホー?!」
ホーホー「ホゥ〜、ホゥ〜!!」
「ゴースッ!!」
ホーホーの目から何が出て、それが紫に光ポケモンに当たった。
「ゴ、ゴース〜!」
そのまま逃げていく。
怜奈「に、逃げた・・・」
ホーホー「ホゥ〜?」
怜奈「ありがとうね。ホーホー。」
そのままホーホーを撫でる。
ホーホー「ホゥ、ホゥ〜。」
バシュン!
怜奈「え?!何これ?!」
「ヨル〜。」
怜奈「え、し、進化?!」
「ヨル〜!」
ーーーー
数週間後
北野「ザキ・・・大丈夫じゃないよね?」
怜奈「お、重い・・・」
「ヨル〜。」
新内「ヨルノズクに進化したけど、ホーホーとやることは変わらないのね。」
ヨルノズク「ヨルー!」
怜奈「降りて・・・肩外れる・・・」
ヨルノズク「ヨル〜。」
また机に移動する。
北野「また私が撫でてあげる〜!よしよし!!」
ヨルノズク「ヨル〜。」
怜奈「これも変わらないのね。」
ヨルノズク「ヨルー!」

満腹定食 ( 2021/12/22(水) 21:38 )