坂道とポケモン
潮紗理奈×ハハコモリ
潮「お爺ちゃん!お婆ちゃん!あけましておめでとうございます!!」
婆「おぉ、紗理奈。忙しいのに悪いね。」
爺「ほら、早く上がりなさい。」
潮「お邪魔しまーす!」
年末年始は、忙しく潮も家族とは遅れて祖父母の家に到着した。
「クリュ、クリュ。」
潮「ん?鳴き声?」
爺「どうしたんや?紗理奈。」
潮「動物?の鳴き声が聞こえたような気がする・・・」
「クリュ。クリュリュ。」
潮「この下?」
窓を開けて、下を見る。
「クリュ?」
潮「む、虫?」
爺「おぉ〜、クルミルじゃないか。」
潮「クルミル?」
爺「虫ポケモンだよ。まさかこんな寒い日に・・・」
婆「どうしますか?」
クルミル「クリュ〜。」
風が吹き、寒い。
潮「私が飼う!」
爺「さ、紗理奈?」
潮「この子1匹だから、私が飼う!」
婆「いいのかい?」
潮「うん!おいで?」
クルミル「クリュ〜。」
糸を吐き、その糸をつたって上がってくる。
潮「よしよし、温かいところに行こうね。」
クルミル「く、クリュ!!」
ーーーー
数日後
京子「なっちょ〜!」
潮「京子?どうしたの?」
京子「最近、ポケモンゲットしたって聞いたけど、どんなポケモンなの?!」
潮「そうなんだよ!見る?」
京子「うん!!」
潮「出てきて〜!!」
ポーン!!
クルミル「クル!!」
京子「・・・きゃぁ!!」
潮「え、ちょ、京子?!」
クルミル「クリュ?」
京子「む、無理!!」
美穂「え?京子さん?!」
クルミル「クリュリュ・・・」
潮「大丈夫だよ〜。」
京子「も、戻して!!」
潮「わかった・・・」
〜〜〜〜
クルミル「クリュ〜。」
潮「ごめんね、次からはお家でお留守番しててね。」
弟「紗理奈姉ちゃーん!!」
潮「どうしたの?」
弟「明日、ポケモンバトルあるからクルミル貸してほしい!!」
潮「そんなのあるんだ。クルミル、出る?」
クルミル「クリュ!!」
弟「クルミルもやるかだよ!!いいよね?!」
潮「いいよ。けど、無理はダメだよ?」
ーーーー
次の日
潮「ただいま〜。」
弟「さ、紗理奈姉ちゃん!!」
潮「どうしたの?」
弟「く、クルミルが!!」
潮「どうしたの?」
弟「進化した!!」
潮「・・・え?!」
弟「見て!」
ポーン!!
「マユ〜。」
潮「く、クルミル?」
弟「友達は、クルマユだって!!」
クルマユ「マ〜ユ〜。」
潮「頑張ったんだね。クルマユ〜。」
クルマユ「マユ〜。」
ーーーー
数日後
「今日は、お願いします。」
潮「よろしくお願いします!」
今日は、取材で潮本人だけである。
「ポケモンを持っていると言う情報があったのですが、見せてもらっても構いませんか?」
潮「はい!出ておいで!」
ポーン!
クルミル「マ〜ユ〜。」
「クルマユですか〜。ちゃんと育てられてますね〜。」
潮「ありがとうございます!」
〜〜〜〜
帰宅後
潮「え?また?」
弟「お願い!!明日の対戦相手、ネンドールだから、クルマユが相性がいいんだよ〜。だからお願い!!」
潮「わかったよ。瀕死になったら、すぐポケモンセンターね?」
弟「うん!ありがとう!!」
ーーーー
潮「ただいま〜。」
弟「姉ちゃん!!」
潮「どうしたの?」
弟「また進化した!!」
潮「え?!また?!」
弟「見てて!!」
ポーン!!
潮「こ、これは・・・」
ーーーー
数日後
京子「もうダメかも・・・」
潮「京子?どうしたの?」
京子「なっちょ、全然ついてないよ〜。」
潮「大丈夫だよ!そうだ!出ておいで!」
ポーン!!
「ハハ〜ン。」
東村「え!なにそのポケモン?!」
潮「ハハコモリだよ!京子もハハコモリに癒されてみる?」
京子「ん〜。」
ハハコモリ「ハハァ〜ン。」
京子「何故だが、温かく感じるね。」
潮「でしょ?ハハコモリ、京子を癒してあげて。」
ハハコモリ「ハハァ〜ン。」
これぞ、日向坂公式カウンセラー。
齊藤京子は、あのクルミルが進化と聞いて、飛び跳ねていたそうな・・・

■筆者メッセージ
いや〜、避けてるわけではなかったんですけど・・・申し訳ありません。
組み合わせは思いついていますが、あとは書くだけなのでお待ちください。
満腹定食 ( 2021/12/20(月) 12:38 )