坂道とポケモン
高瀬愛奈×ニンフィア
ピンポ〜ン!
高瀬「は〜い。」
「宅配でーす。サインをお願いします。」
高瀬「わかりました。はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。よいっしょ。どうぞ。」
高瀬「ありがとうございます。」
荷物を受け取り、部屋に戻る。
母ちゃんからの荷物だ。
カパッ!ガサゴソ!
高瀬「あれ?モンスターボール?」
そこにはモンスターボールが入っていた。
高瀬「何入っているんやろ。」
ボタンを押し、ポケモンを出す。
ポ〜ン!
「ブイ!ブイ!」
高瀬「い、イーブイ?!」
イーブイ「ブイブイ!」
高瀬の部屋にイーブイが来た。
〜〜〜〜
高瀬「母ちゃん、なんでイーブイ送ってきたん?」
母『この間ね、お父さんが貰ってきたの。』
高瀬「え、そうなん?」
母『そうよ。けど、私達がイーブイ持っててもどうすることもできないから、愛奈に送ったのよ。』
高瀬「いや〜、私にお世話できるんかわからんで。」
母『できる限りの支援はするから。お願いね。』
高瀬「ん〜、わかった・・・。」
母『それじゃ、よろしく〜。』
ピッ!
高瀬「はぁ〜、私がするんか・・・」
イーブイ「ブイ?」
高瀬「今日から、よろしくね。イーブイ。」
イーブイ「ブイ!」
ーーーー
とある日
高瀬「イーブイ。」
ポーン!
イーブイ「ブイ!」
高瀬「よしよし。」
イーブイ「ブイ〜。」
今日は、SHOWROOM。
時間があるため、イーブイを出した。
「愛奈?」
高瀬「あ、芽実。」
柿崎「イーブイ?いつから持っていたの?」
高瀬「う〜ん、少し前かな。母ちゃんから送られてきた。」
柿崎「そうなんだ。それで、愛奈のポケモンになったんだね。」
イーブイ「ブイ!」
柿崎「可愛い!」
イーブイ「ブイ!ブイ!」
柿崎にも懐いて、膝の上に乗る。
柿崎「おぉ〜、よしよし。」
もう懐いたみたいだ。
ーーーー
時は流れ・・・
高瀬「・・・」
柿崎が卒業した。
ずっとそばにいたから、いなくなって寂しい。
イーブイ「ブイ?」
イーブイも懐いていたから、もっと居てほしかった。
高瀬「・・・」
イーブイ「ブイ。」
無言でイーブイを撫でる。
イーブイ「ブイ!」
高瀬「どうしたの?」
イーブイ「ブイ!ブイ!」
高瀬「芽実とは、会えないの。ごめんね。」
イーブイ「ブイ!ブイ!」
高松「違うの?」
イーブイ「ブ〜イ!」
バシュン!
イーブイがいきなり光った。
高瀬「え?!い、イーブイ?!」
「ニーナ!」
高瀬「え、し、進化?」
「ニーナ!!」
高瀬「ちょっと待ってね!」
すぐに携帯で調べる。
高瀬「に、ニンフィア?」
ニンフィア「ニーナ!」
柿崎の置き土産。
高瀬はそう思った。
ーーーー
2日後
宮田「まなふぃさん!イーブイちゃん、見せてよ!」
高瀬「いや、イーブイじゃないんやで。」
宮田「え?!進化したの?」
高瀬「うん、見せてあげる。出ておいで。」
ポ〜ン!
ニンフィア「ニーナ!」
宮田「あ!ニンフィアだ!可愛い!!」
ニンフィア「ニン!」
宮田「可愛い〜!」
柿崎の置き土産は、高瀬と仲間との絆を深めることになった。

満腹定食 ( 2021/12/18(土) 20:10 )