坂道とポケモン
守屋茜×ロズレイド
茜「うぅ〜、寒い〜。」
欅坂に入ってから、初めての里帰り。
実家の薪割りを手伝いながら、優雅な時間を過ごしているが、宮城県は気温が寒い。
「ス、スボミ〜。」
茜「ん?」
「ス、スボミ〜。」
茜「かわいい〜!!スボミーだ〜!!」
スボミー「ス、スボ?!」
茜「ねぇ、どこからきたの??迷子?」
スボミー「ス、スボ〜。」
茜は、無意識にスボミーをたかいたかいをしている。
これは、彼女の本能だ。
スボミーは、茜の手持ちポケモンになったが、ずっとこのたかいたかいを受けることになる。
ーーーー
一年後
茜「ん〜、どれがいいかな〜。」
スボミー「スボ?」
茜「スボミ?私って綺麗?」
スボミ「スボ〜。」
茜「わからないか〜。」
スボミー「スボ・・・」
茜「いいの。ありがとう、スボミ。」
茜は、美のために色んな物を試している。
スボミー「スボ!スボ!」
茜「どうしたの?」
スボミー「スボ!」
茜「スボミーも美を追求するの?」
スボミー「スボ!」
茜「ん〜、ポケモンにもそういう物ってあるのかな?色々調べるから待っててね。」
スボミー「スボッ!」
スボミーが、美しさを求めているのは、華麗になりたいではなく、たかいたかいを受けたくないからするのだ。
ーーーー
2ヶ月後
茜「ちょっと、綺麗になった?」
スボミー「スボ。」
ポケモンのためのサプリメントを使って、スボミーの美しさを上げた。
外見は少し?だけ変わっているようだ。
スボミー「スボ!スボ!」
茜「ん?どうしたの?」
スボミー「スボ〜!」
バシュン!
茜「え?!」
「ロゼ〜!」
茜「ロゼリア?!うっそ?!」
ロゼリア「ロゼ!」
茜「美しさ上げたから?」
ロゼリア「ロゼ!」
茜「さすが、私のポケモンだね。」
ロゼリア「ロゼ!!」
ーーーー
数ヶ月後
土生「エルレイド!サイコカッター!!」
エルレイド「エル!!」
茜「ロゼリア!マジカルリーフ!!」
ロゼリア「ロ〜ゼ!!」
バシュ!バシュ!!
土生「あかねん、やるね。」
茜「負けるわけにはいかないからね。」
待ち時間があるため、土生と茜でバトルしている。
茜「ロゼリア!あまいかおり!!」
ロゼリア「ロゼ〜!」
土生「影分身!!」
エルレイド「エル!!」
ロゼリア「ロゼ?!」
茜「ロゼリア、落ち着いて!!花吹雪で蹴散らして!!」
ロゼリア「ロゼ〜!!!」
エルレイド「エルッ?!」
土生「やるね!けど、燕返し!!」
エルレイド「エル!!」
茜「よ、避けて!!」
ドスン!!
ロゼリア「ロゼ〜!!」
茜「ロゼリア?!」
土生「そのまま、連続切り!!」
ドス!ドス!!
ロゼリア「ロ〜ゼ〜!!」
茜「ロゼリア〜!!」
ロゼリア「ロゼ・・・」
土生「ふぅ〜、危なかった。」
茜「ロゼリア・・・ありがとう。」
ジュ〜イン!
土生「お疲れ、エルレイド。」
ジュ〜イン!
茜「悔しい〜!!」
土生「あと少しだったね。危なかったけどね。」
茜「影分身のあとに攻めれなかったのが・・・」
土生「あそこだね。でもすごいよ。」
茜「はぁ〜、もっと強くなりたいな〜。」
土生「そういえば、ロゼリアって進化できるのかな?」
茜「できるならしたいよ〜。もっと強くなりたい。」
相変わらずの茜。
土生のエルレイドを追い詰めて、倒しきれなかった。
ここでも負けず嫌いは健在である。
茜「ん〜、調べよ・・・」
〜〜〜〜
茜「ん〜、高いな〜。」
ポケモンセンターでロゼリアの回復を待っている間、ロゼリアの進化を調べている。
ロゼリアの進化には、光の石が必要という記事を見つけた。
そのあと、光の石を調べると相当高い。
貴重品ということもあり、それくらいで売買されているんだろう。
茜「でもなぁ〜。」
「ロゼリアの持ち主の方〜!」
茜「あ、は〜い!」
〜〜〜〜
自宅に戻り、茜は色々と考える。
ロゼリアで勝つか進化させて勝つか。
茜「・・・」
ロゼリア「ロゼ?」
茜「ロゼリア?」
ロゼリア「ロゼ、ロゼ。」
茜「ロゼリアも勝ちたい?」
ロゼリア「ロゼ!」
茜「うん、頑張ろう。」
ロゼリア「ロゼ!!」
ーーーー
数ヶ月後
「「「あかねん!誕生日おめでとう〜!!」」」
茜「あ、ありがとう!!」
茜は、誕生日を迎えたがそれまでロゼリアとバトルをし続けたが、負け越している。
しかし、どれもギリギリのバトルを展開している。
そんな中メンバーからある物を渡される。
菅井「茜、これ受け取って。」
茜「え?何?」
箱をもらう。
その箱を開けると・・・
茜「ひ、光の石?!」
菅井「うん、ロゼリアに使ってあげて。」
茜「え?!いいの?!」
菅井「うん。みんな、茜に勝ってほしいからね。」
菅井が、メンバーの方を見る。
みんな、満足そうな顔をしてる。
茜「み、みんな・・・」
菅井「うん。使って。」
ポーン!
ロゼリア「ロゼ?」
茜「ロゼリア、これに触って。」
ロゼリア「ロゼ?」
茜「うん。」
ロゼリア「ロゼ。」
バシュン!!
「「「おぉ〜。」」」
「ロズ!」
菅井「ロズレイドに進化したね。」
ロズレイド「ロズ!!」
土生「じゃ、早速。」
茜「はぶちゃん、負けないよ!!」
土生「もちろん!」
早速バトルに入る。
ロズレイドの強さを証明するために。

満腹定食 ( 2022/01/01(土) 21:37 )