元不良見習いの奮闘記







































小説トップ
第5章 白羽の矢?
はじめての失敗
夜の営業
白村「かんぼう!まだか?!」
高松「もうすぐできます!はい!」
白村「よし。あと、それを頼む!」
高松「わかりました!!」
今日も忙しい。
そういえば、そんなに準備が整ってない時ほど人の入りが多いって角田が言ってたような・・・
高松「できました!」
白村「ん、出していいぞ!そのついでに空いているグラスや皿を取ってこい。」
高松「はい!」
帰っていくお客の皿やグラスを片付ける。
ガララッ!
植村「いらっしゃい!」
山下「あ〜、いっぱいだ・・・」
大園「すご〜い。」
与田「座れますか?」
高松「今テーブルを開けますんで、待ってください。」
テーブルが1つ空いている。
すぐに片付ける。
高松「どうぞ。」
植村「たこ!アスパラベーコン作れ!」
高松「はい!ごゆっくり!」
山下「うわ〜、大変そう。」
大園「大丈夫かな?」
与田「それより、何食べる?」
〜〜〜〜
1時間後
植村「たこ!味噌和えは?!」
高松「できました!どうぞ!」
植村「ん、出していいぞ!」
白村「それ出したら、大根サラダ作ってくれ!」
高松「はい!!」
山下「本当に忙しそうだね。」
大園「星野さんから聞いたけど、1人いないとこんだけ大変になるんだ。」
与田「ん〜、美味しい〜。」
山下「与田らしいわ。」
高松「はい!鶏肉の梅肉和え!」
山下「大丈夫?」
高松「はい。」
白村「かんぼう!茶碗蒸しできるか?!」
高松「あ!やります!!」
与田「うわ〜、大変そう。」
山下「それをさっき話してたの。」
高松「えっと、水菜サラダです!」
山下「あれ?頼んだっけ?」
大園「え?桃子じゃないよ?」
与田「私でもないよ。」
高松「・・・え?」
白村「かんぼう!それカウンター5番席だ!」
高松「あ、すいません!」
ヤベェ、出すところ間違えた。
高松「えっと、あとは・・・」
植村「たこ、酢の物は?」
高松「え?あ・・・」
あ、作ってない・・・
植村「今すぐ作れ。」
高松「は、はい!」
白村「かんぼう!茶碗蒸しは?!」
高松「あ!」
蒸しすぎた。
めっちゃ、やらかしている・・・

満腹定食 ( 2021/10/02(土) 23:07 )