こういう時ほど忙しい
ガララッ!
星野「また来・・・え?!」
飛鳥「うわ〜、いっぱいじゃん。」
高松「少し待ってもらえますか?すぐ開けるんで。」
星野「待つよ〜。今日は、忙しいの?」
高松「1人、インフルにかかってしまって・・・」
白村「かんぼう!」
高松「あ、はい!すいません!」
なぜが今日は、お客の入りが多い。
テーブルは満席で、カウンターは星野さん達が座れば、満席だ。
植村「たこ、これとこれ出してこい。」
高松「はい。」
白村「それ終わったら、かき揚げと天ぷらの盛り合わせできるから、テーブル2番に出してくれ!」
高松「はい!」
目が回るほど忙しい。
〜〜〜〜
2時間後
星野「やっと落ち着いたね。」
高松「そうですね、はぁ〜。疲れる。」
白村「お前は、料理提供してただけだろうが。」
高松「いやいや、どれだけ往復したと思ってんすか?」
ピークを過ぎたのか、客の入りが収まった。
厨房にほぼいないくらい飯を運んだ。
こういう時にお客が入るのは、何かの巡り合わせかと思う。
星野「なんとか回っているみたいだけど、大丈夫なの?」
植村「そんな心配は、いりませんよ。お嬢さん方。康太・・・角田が来る前は、俺と白村で回していましたから。」
飛鳥「うわ〜、大変そう〜。」
高松「何言ってますか。あんたらの方が忙しいでしょ。テレビにしかり、ラジオや雑誌、いっぱい受けてますよね?」
白村「お?いつのまに、そんな見るようになったんだ?かんぼう?」
高松「え?いつでもいいだろ?」
植村「おい、口。」
高松「あ、やべ。」
こんだけ、贔屓にしてくれているから、乃木坂が出ているテレビやラジオ、雑誌はよく見ている。
今乗りに乗っているのかコンビニや商業施設でよく目に入る。
星野「それに蓮加を助けてくれたしね。ありがとう!!」
高松「いえいえ、俺は何にもできませんでした。」
飛鳥「警察が来るまで高松君が、なんとかしようとしてたって聞いたよ。」
高松「ただやられていただけですけどね。この後の品はどうしますか?」
星野「鮭茶漬けください!」
飛鳥「私は、梅にしようかな。」
高松「わかりました。」
植村「すぐ作る。ヒデ。」
白村「はい。」
よく使ってくれるのは、ありがたい。
このまま長く付き合いたいものだ。