元不良見習いの奮闘記







































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第28章 ストレートをかませ
案内された店は・・・
ガララッ!
高松「いらっしゃい。」
久美「こんばんわ〜!」
加藤「ご飯ください!!」
井口「あとビール!!」
高松「おまかせとビールだな。角田〜。」
角田「今注いでいるぞ〜。」
高松「じゃ、俺は・・・」
俺は、新メニューを出そうと思う。
大将が頼りにしている卸売店から、ヘルプが入り、安値で買った。
なんでも、店が潰れたとか・・・
まぁ、仕方ない。
それで大将が買い取った。
それで俺が試しに作って好評だったら、そのまま出し続けれるようになるらしい。
その第一弾。
高松「はい、生と鶏の心臓の生姜煮だ。」
久美「と、鶏?!」
高松「あぁ、食ってみろ。味は美味いから。」
井口「いただきまーす!!」
加藤「ば、バウちゃん?!」
井口「お、美味しい〜!!」
久美「え?本当?!・・・美味しい!!」
加藤「何これ?!美味しすぎっ!!」
高松「そりゃ、よかった。あともお任せでいいだろ?」
井口「お願いしまーす。」
久美「それより、高松君。」
高松「ん?」
久美「私たちの新メンバーには、いつ会うつもりなの?」
高松「さぁ?」
加藤「え?知らないの?」
高松「そうだな。連絡なしだぞ。ほら、海鮮ユッケとアサリの酒蒸し。」
加藤「海鮮ユッケは、もらった!!」
井口「酒蒸しって、渋いよね〜。」
久美「早く会わせたいな〜。可愛いよ?」
高松「へぇ〜。」
加藤「興味ないの?」
高松「俺は、七瀬さん一す・・・」
井口「あれ?京子ちゃんと寝た・・・」
高松「・・・あ。」
久美「聞いてないよ?!」
ちょっとうるさくなったは、言うまでもない。
ーーーー
乃木坂side
「では、少し休憩でーす。」
4期生の挨拶を終えて、休憩に入っている。
4期生達は、あの乃木坂メンバーを生で見て、緊張して涙を流していた子もいる。
真夏「これからどうする?」
白石「ご飯まだだよね?」
全員、首を縦に振る。
緊張して声が出ないらしい。
星野「緊張しているから、あそこにしない?」
真夏「あそこ?」
西野「あぁ〜、あそこな。じゃ、私とみなみで案内するわ。」
白石「えぇ〜、私も行きた〜い。」
西野「次、仕事やろ?」
白石「そうだった・・・」
西野「それじゃ、準備して。すぐ行くから。」
賀喜「ど、どこにですか?」
西野「ご飯屋さん。今から電話するから待ってて。」
Prrr
『はい?なんでしょうか?』
西野「今日のお昼から休みやんな?」
『まぁ、そうっすね。』
西野「じゃ、13人分のご飯作って待っててや。」
『え?嘘だろ?ちょ・・・え?大将?あ、わかりました。大将が、OKだってよ。』
西野「うん、わかった。すぐ向かうわ。」
『はいはい。』
西野「よし、向かおうか。」
星野「やった〜!!」
4期生達は、どこに行くのかドキドキしていた。
お洒落なところに行くんだろうと思っている。
〜〜〜〜
賀喜「え、えっと・・・ここは?」
西野「行きつけのご飯屋さん。ほら、入るで。」
目にしているのは、名前のない暖簾が出ている店。
乃木坂でもこんなお店に来るんだって思っている。
ガララッ!
「いらっしゃい。」
賀喜「・・・あ。」
「ん?あ、あんた・・・」
そこには、不良から助けてもらったあいつがいた。
「あ、アイドルになっていたのか。」
4期生は、その顔を見て固まっている。

満腹定食 ( 2022/01/18(火) 18:33 )