元不良見習いの奮闘記







































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第26章 欲望のままに
歌姫になる前に・・・
高松「はぁ〜、どうすっか・・・」
もう瞑想しなくても良くなった。
何故か?
快楽で幻聴が聞こえなくなるからだ。
一応瞑想もしているが、もうヤってしまった方が早いってのもある。
今日は、昨日飛鳥とヤったから幻聴は、聞こえていない。
けど、そろそろ聞こえると思うから瞑想するか、相手選んでヤるか決めようか考えている。
高松「いやいや、違うだろ。」
もう完全にお袋化している。
血は争えないらしい。
ずっとダメだと言い聞かして、お袋みたいなクズになるわけにはいかなかった。
だけど、蓋を開けたらこれだ。
人を殺して、女を何人も抱いている。
もうクズ人間だな。
高松「・・・」
「何黄昏ているのよ。」
高松「黄昏ているわけねぇーだろ。ぼけが。」
「口悪っ。人が、心配しているのによくそんな口が言えるわ。」
高松「だと?」
そこには、京子さんがいた。
とりあえず、流しておこう。
高松「口が悪いのは元々だ。たく、タバコあったらすぐ吸ってるぞ。」
京子「なによ。女の子がいるのにそんなことする気だったの?」
高松「色々あるんだよ。はぁ〜、たく。」
俺はポケットから飴を出す。
イライラするとこうやって、飴でなんとか凌いでいる。
京子「私にもちょうだいよ。」
高松「・・・はぁ?」
京子「ん。」
手を差し出してくる。
高松「はいはい。」
適当に出した飴を渡す。
京子「うっま。」
高松「飴でまずかったら、買わねぇーだろうが。」
京子「だよね〜。それよりさ。」
高松「ん?」
京子「戻ってきてから思ったけど、最近怖いよ。」
高松「そうか?」
京子「うん、みんな言ってたよ。変わったって。」
高松「・・・そうか。まぁ、帰られちまったからな。」
京子「そうなの?」
高松「あぁ、もう人殴って、その日を終えていたからな。」
京子「よく耐えれたね。」
高松「まぁーな。だから、変わったんだよ。」
嘘は言ってないが、本当のことは言えない。
それで死んだやつもいるんだから。
京子「あとさ。」
高松「うん。」
京子「嘘ついているよね。」
高松「はぁ?そんなわ・・・」
京子「だってさ、歯めちゃくちゃ食いしばってたよ。」
高松「え?マジか。」
京子「図星じゃん。」
高松「・・・」
まぁ、そうなるだろうな。
京子「ねぇ、教えてよ。本当のこと。」
高松「言えねぇーよ。お前らに言ったら、俺は戻れなくなる。」
京子「どうして?」
高松「どうしてもだ。」
京子「ふぅ〜ん。」
高松「・・・」
すげぇ見てくる。
黙らせるか?
京子「教えなさいよ。」
高松「じゃ、俺と遊んでもらうぞ?」
京子「え?」
ーーーー
次の日
柿崎「ねぇ、高松。」
高松「どうした?」
柿崎「なんか、京子に高松君の名前出したら、ちょっと顔を赤くしてたから、何かあったのかなって?」
高松「いいや?何もないけど?」
高瀬「ほんまに?」
高松「本当だ。それより何食べるんだ?」
高瀬「魚介以外だったら・・・」
高松「あいよ。待ってな。」
とりあえず、ヤって釘を刺しておいた。
これ以上突っ込まれたくないからな。

■筆者メッセージ
すいません。
この章を読み返したときに、ほぼワンパターンになっていたので官能は、終わらせます。
次の話を投稿して、次の章に行きます。
満腹定食 ( 2022/01/11(火) 09:28 )