壊滅!裏社会!
「おい!動くな!!」
「わしは、まだやることがある!!」
「さ、触るな!!」
「ごちゃごちゃ言わずに捕まれ!!」
何人も捕まっていく。
そして・・・
「ン〜!!」
両津「どりゃぁ!!」
ドス!ドス!
「ンガァ〜!!」
高松「す、すげぇ・・・」
両津さんの攻撃が効いている。
両津「でりゃぁ!!」
ゴッツン!!
「ンァ・・・」
バタン!!
ブラントンという化け物は倒れた。
高松「す、すげぇ。いっ!!」
両津「大丈夫か?!」
高松「両さん、すまん。折れた。」
両津「いや、さすがだ。こんなところで生き残るとはな。」
高松「両さんが来ることを信じていたからな・・・いてて。」
両津「全く、お前ってやつは・・・」
高松「いや、それより俺は、奴を倒さねぇーといけねぇーよ。」
両津「やつ?」
高松「俺をここに攫ったやつだ。どこ行った?」
両津「わしも行くぞ。今のお前には、無理だ。」
高松「わかっている。とりあえず、探すんだ。」
〜〜〜〜
高松「くっそ!どこだ!!」
両津「本当にこっちにいるのか?!」
高松「わからねぇー!けど、いると思うぞ!!」
両津「本当かよ!!」
スタンガン野郎を探しているが、全然見つからん。
どこにいる。
高松「・・・あ!」
両津「なんだ?!」
高松「あそこだ!!」
両津「お、おい!待て!!」
俺は、あそこに向かう。
高松「ここだ。」
両津「ここは?」
高松「処理部屋だ。」
両津「処理?だと?」
扉を開けようとするが・・・
高松「く、くそっ!!開かない!!」
両津「どけっ!!」
両さんが、力いっぱい扉を引く。
すると・・・ガッシャン!!
高松「スタンガン野郎!!」
両津「おい!待て!!」
すぐに部屋に入るが・・・
高松「うわ、マジかよ・・・」
両津「こ、これは・・・」
スタンガン野郎は、自分が持っているハンドガンで頭を撃って死んでいた。
高松「お前・・・」
両津「ここは?」
高松「あのリングで負けた奴らが殺される部屋だよ。」
両津「な、なんだと?!!」
高松「すまないが、俺は10人近く殺している。直接手を下してはいないけどな。」
両津「・・・」
高松「両さん・・・」
俺は、両さんに手を差し出す。
高松「俺を逮捕してくれ。」
両津「・・・」
両さんは、部屋から出ていく。
高松「り、両さん?」
両津「安心しろ。お前は、殺していない。殺したのは、ここを作った連中だ。あいつらを裁くことはできないが、ここを潰すのはわしらだ。」
高松「・・・」
両津「大丈夫だ。気にするな。」
高松「あ、あぁ・・・」
俺は、地下闘技場から出ることができた。
だが、その分色んなものを背負うことになった。