元不良見習いの奮闘記







































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第23章 仮想と現実の間で
武器は、火力より性能
紺色屋side
山下「あの〜?」
植村「どうした?」
大園「高松君は、いないんですか?」
植村「知り合いのところで住み込みバイトに来ました。」
与田「そうなんですね。いつ帰ってくるんですか?」
植村「日曜日に戻ってくると聞いてます。」
山下「そんないいバイトなんですか?」
植村「はい、たこが指名されて行きましたので、なんとも言えません。」
大園「そうなんだ〜。」
〜〜〜〜
高松「うっし、とりあえずこんなものか?」
ボスモンスターが出てきて、10人くらいで協力して倒した。
それぞれのダメージ数で報酬が決まるらしく、スマホにそのメールが来た。
俺は、アイテム引換券だった。
一旦離れて、体制を整えたい。
ピロン!
[近くのセーフティールームに行こう!セーフティールームに入れば、略奪はされないよ!君の近くのセーフティーは・・・]
地図が表示される。
高松「お、近い。」
早速セーフティールームに向かう。
15分後
高松「お、着いた。って、入口は?」
地図にはここだと印がついてあるが、周りを見てもビルばかりでそれらしき部屋はない。
高松「ん?」
地図をよく見ると、入口の真上にいるらしい。
高松「ということは・・・」
下を見ると、マンホールがある。
一旦開けてみる。
高松「あ、部屋じゃん。」
部屋になっていた。
俺は、そのまま入る。
マンホールを閉めると・・・
ガチャン!
オートロックらしい。
高松「なかなかいいじゃねぇーか。」
ソファーや机、ロッカーがある。
少し生活感もあるところだ。
高松「ん?あれは・・・」
アイテム引換場所がある。
早速使ってみる。
[どれしますか?]
バンドガン、回復アイテム、雑貨アイテムの3択を出してきた。
高松「まぁ、念のために回復だな。」
回復アイテムと交換する。
[性能 回復薬(特殊)体力の3分の1を回復した後、1分間自動回復をつける。]
これは、当たりだな。
ピロン!
[作業台を使ってみよう!武器を強化できるよ!集めた雑貨アイテムで強化してみよう!]
高松「よしよし、使ってみるか。」
早速使ってみる。
しかし・・・
高松「弓だけかよ〜。」
弓だけしか、強化できなかった。
高松「何々?攻撃力アップか命中率アップに、矢を多くするか・・・ん〜。」
結構な迷いどころだな。たが・・・
高松「命中率を上げようか。頭狙えれば問題ないしな。」
選択すると、勝手に手が動く。
ガチャガチャ!カチャッ!ガチャガチャ!
高松「おぉ、すげぇー。」
少しカッコ良くなった。
高松「で、今は何時だ?」
携帯を見ると20時15分と表示されている。
高松「夜に動くやつもいるから朝一で動こうか。あとは、セーフティールームを探って、寝るか。」
セーフティールームのロッカーや机の中を探る。すると・・・
高松「ん?なんだこれ?」
変な棒が出てきた。
詳しくみる。
[ビームサーベル 攻撃力が高いが、電源の減りが速い。使える時間は15分程度。専用充電器を持ち歩こう。]
高松「へぇ〜、持っておくか。それとこれは・・・」
マシンガン系のホルスターをゲットした。
これは、足に付けれるらしい。
これですぐに攻撃ができるようになる。
高松「よし、寝るか。」
俺は、携帯食料を食べて水を飲む。
高松「あ、トイレ・・・」
トイレは、設備されているらしい。
俺は、荷物をロッカーに預けて鍵を閉める。
寝袋を広げて寝る。
今日は、これで終わりだな。

満腹定食 ( 2021/12/23(木) 17:47 )