元不良見習いの奮闘記







































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第21章 深みを出すならスパイスを入れろ
どうかしてるぜ!!
理佐「またやってくれないの?」
高松「二度とやりません。」
柿崎「そんなこと言って、私たちに作りたいと思ってんでしょ?」
高松「一切ない。」
すごく詰められる。
高松「あのな?大人数の飯を作るのに、俺と隣にいる丸だけで作るんだぞ?」
丸岡「乃木坂さんに作った時は、気が遠くなったよ・・・」
理佐「そ、そんなに?」
高松「着いて早々に、150人前くらい作れって言われたんだぞ?」
柿崎「うわー、きつそう・・・」
ガララッ!
植村「いらっしゃ・・・」
平手「カレーが食べたい!」
高松「ない。鶏の煮込みならあるぞ。」
平手「なんで私が、いない時にカレーとナポリタンをするのよ〜!!」
高松「それは、休むお前が悪い。」
平手「それに芽実をバイクに乗せたこともずるい。」
高松「はいはい。ほら、鶏の煮込み。」
平手「いただきます。うん、美味しい。」
最近ここに来るメンバーは、カレーやナポリタンを要求してくる。
普通にここは、居酒屋なのに酒や肴を頼んでくれよ・・・
あとは、バイク。
後ろに乗りたいって言ってくる奴が増えた。
別にいいのだが、ヘルメットがないため乗せれない。
柿崎は、会社のレンタルヘルメットを自分のものにしている。
七瀬さんは、買ってあるんだが・・・
高松「はぁ〜、頼むから酒か肴を頼んでくれよ・・・」
丸岡「カレー作るのは、もういいかな。」
高松「そうだな・・・」
ガララッ!
植村「いらっしゃい。」
山下「とりあえず!」
与田「この間の!!」
大園「カレーを!!!」
「「「ください!!!!」」」
高松「はぁ〜、丸。これだけ言わしてくれ。」
丸岡「寛太君、奇遇だね。僕もだよ。」
「「どうかしてるぜ!!」」

■筆者メッセージ
次に行きます。
満腹定食 ( 2021/12/15(水) 22:33 )