二度あることは・・・
飛鳥「・・・」
樋口「・・・」
星野「・・・」
丸岡「か、寛太君・・・」
高松「気にするな。相手にしたら負けだ。」
すごく睨まれている。
たぶん、ケータリングだろうな。
飛鳥「ねぇ、わかっているんだよね?」
高松「え?何が?」
樋口「ナポリタンにカレーって、私達には何もないんだね。」
高松「知りませんけど?」
星野「友達の人も知っているみたいだけどね?」
丸岡「ぼ、ぼ、僕は知りません!」
おいおい、一目散に怪しまれる人間だぞ。
高松「はぁ〜、2つとも依頼があって言っただけですよ。」
飛鳥「ふ〜ん。」
高松「ん?」
樋口「これは何?」
高松「ん?これ・・・あ?」
見せられたのは、とある写真。
俺がバイクで、下の入り口に行った際に撮られたっぽい。
そこにいるのは・・・
星野「私たちより、このひらがなけやきの若い子が好きなんだ・・・」
高松「いや、それは深〜いわけが・・・」
飛鳥「よし、なあちゃんに送ってやる。」
高松「お、おい!ちょっと!」
丸岡「寛太君!大将さんに怒られるよ!」
高松「くっ!」
飛鳥「はい、完了。」
高松「く、くそ・・・」
樋口「それより、私たちのところにも来ないかな〜。」
高松「まぁ、依頼がない限り行きませんね。」
丸岡「2つとも、お弁当が手配できないから、急遽ここに来たって感じでしたよ。」
星野「はぁ〜、カレーもナポリタンも食べた〜い。」
高松「いやいや、大変なんだぞ?」
飛鳥「はぁ〜、大将。どうにかなりませんか?」
大将「依頼がなければ無理ですね。」
高松「だとよ。」
樋口「ショック〜。」
〜〜〜〜
営業終了後
ピロン!
高松「ん?」
西野[ん〜、私を差し置いて若い子に行くんやな。部屋に来た時、覚えておきや。]
怖〜いメッセージが来た。
高松「はぁ〜、もうやだ。」
七瀬さんの部屋に行った時、しっぽりと搾り取られたのは、言うまでもない。
ーーーー
3日後
植村「あ〜、お世話になってます。はい、はい、ご希望は?はい、量?それでいいんですか?はい、わかりました。」
丸岡「寛太君・・・」
高松「言うな。わかっているから。」
植村「おい、2人。また依頼だぞ。今度は、飯の種類はいいからとにかく量だそうだ。」
とても嫌なやつだ〜。
大食いがいるのかと思うと気がやられる。