元不良見習いの奮闘記







































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第21章 深みを出すならスパイスを入れろ
弁当問題
植村「え?なんですって?はい、はい。な、なるほど・・・」
朝から電話がかかってきて、大将が対応している。
角田「結構手間取っていますね。」
白村「なんだろうな。」
高松「下処理終わりました。」
丸岡「こっちもです!」
白村「大将の電話が終わるまで、待機な。」
高松・丸岡「へい!」
大将は、誰と話しているんだ?
植村「とりあえず、来週の水曜日に行かせます。たぶん、いけると思います。では、失礼いたします。」
角田「大将、どこからですか?」
植村「坂道さんからだ。」
高松「え?なんでっすか?」
植村「弁当が取れなかったらしい。それで、たこと丸。」
丸岡「え?僕?」
高松「なんすか?」
植村「来週、欅さんに飯作って来い。」
高松・丸岡「・・・え?」
植村「弁当の代わりに作りに行って来い。いいな?」
丸岡「え?え?ぼ、僕が?」
高松「大将、無茶ですよ。」
白村「そうですよ!大将!いいんですか?!」
植村「丸の成長は、すごくいいから一回試しに作ってみろ。それにたこもいる。」
丸岡「い、いいんですか?」
植村「あぁ。それに問題があれば、俺が責任を取る。」
高松「なら、いいか。丸、やるぞ。」
丸岡「か、寛太君まで・・・」
高松「大丈夫だ。俺がなんとかしてやる。いいよな?大将。」
植村「あぁ。それにわざと失敗したら、わかっているよな?」
高松「へいへい。それより、向こうのリクエストはあるのか?」
植村「おまかせだ。」
高松「はぁ〜、マジか・・・丸、昼休憩の時、作戦会議な。」
丸岡「うん、わかった。」
高松「いつまでに決めればいいんだ?」
植村「月曜までに返事は出す。」
高松「わかった。」
はぁ〜、とりあえず何作るか考えるか。
何がいいんかわかねぇーな。

■筆者メッセージ
警察官の方は来週の土日で終わらせます。
満腹定食 ( 2021/12/11(土) 17:45 )