元不良見習いの奮闘記







































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第20章 金を貯めるなら設定金額を決めとけ
七瀬さん回復アイテム説
ここ数日はひどかった。
「じゃ、どうぞ。」
ブォ〜!!!
高松「うぉ〜!!」
カースタンドをやったり
「始め!」
「うらぁ!!」
高松「ぐおぉ!!」
格闘家の渾身のストレートを喰らったり
高松「待て〜!!」
「待つものか!!」
高松「お、おい!あ・・・」
バッシャーン!
ドラマのワンシーンで川に落ちたり
「3!2!1!ゴー!」
バッシュン!
高松「ぐわぁ〜!!」
また逆バンジーをやらされたり
「あと、1周〜!!」
高松「はぁ!はぁ!はぁ!」
デモンストレーションのマラソンをやったりして、ここ数日で、体を張るバイトしかやっていない。
俺は厨房に入ったり休んだりして、体を張っているが、両津さんは時間があれば、ずっと体を張っている。
マジで化け物だ。
ーーーー
数日後
西野「どうしたん?疲れすぎやろ。」
高松「う、うるせぇ〜。」
たまの休みで七瀬さんの部屋に来ている。
それで、
もうこれだけが、疲れを忘れさせてくれるようなもんだよ。
西野「何したん?」
高松「バイトだ・・・ちょっと欲しい物があるからよ・・・」
西野「そんなに疲れているのに?」
高松「お、おぉ・・・今月までに必要なんだよ・・・」
西野「それやったら・・・」
高松「もう借金なんてごめんだ・・・」
西野「やからって・・・」
高松「うるせぇ・・・」
西野「はぁ〜、やから犬って言われるんやで。」
高松「ぐぅ・・・」
西野「よしよし。頑張ってるな〜。」
高松「そんなのいらねぇ・・・」
西野「嘘やな。尻尾降ってるやん。」
高松「あ?やばいやつやってるやろ。」
ベシッ!
高松「いた〜。」
西野「口悪いからな。一緒に寝るから、起きや。」
高松「う、うっす・・・」
体を起き上がるが・・・
高松「うぅ!!」
バキバキっと体から悲鳴が聞こえる。
疲労と筋肉痛が、MAXにきている。
西野「ほら、早く〜。」
高松「ま、待って〜。」
ベットまでに5分かかった。
けど、一緒に寝て、一気に回復した気がする。
またバイト頑張れそうな気がする。

満腹定食 ( 2021/12/07(火) 20:42 )