高松「今度は何の依頼っすか？」
秋元「私が店に来た時の第一声がそれかい？」
高松「まぁ、電話してたからいいじゃないっすか？」
秋元「本当、君は変わらないな。」
植村「後で、治しておきます。」
秋元「よろしく頼みます。」
秋元先生が食べに来た。
いつも通り、閉店後に。
俺と大将で相手をしている。
秋元「で、さっき言ってた依頼のことだがな。」
高松「なんすか？」
秋元「坂道のガード役だ。」
高松「ガード役？なんすか？」
植村「ボディーガードってことですよね。はい、キスの天ぷらです。」
秋元「そういうことだ。ありがとうございます。これは、塩ですか？」
植村「この抹茶塩で、お食べください。」
秋元「いただきます。」
サクッ！音がなる。
秋元「うん、うまい。」
植村「ありがとうございます。」
高松「ボディーガード？ってなんすか？」
秋元「え？」
植村「はぁ？」
高松「ん？」
秋元「こんな世間知らずだったとは。」
植村「はぁ〜、依頼主の近くで、警護する仕事だ。」
高松「警備員とは違うのか？」
植村「少し違う。まぁ、お前なら坂道の嬢ちゃん達を守ることになるってことだな。」
高松「あ、そういうことか。」
秋元「大将さん、説明ありがとうございます。」
植村「いえいえ、それよりたこでいいんですか？」
秋元「中川財閥から話は聞いていましてね。とんでもない身体能力を秘めているって。それに、1番坂道との距離が近い。やってくれるな？」
高松「やりますよ。」
秋元「さすがだな。ここも忙しいと思うから、また後日連絡を入れる。」
高松「わかりました。」
これで、俺はボディーガードをすることになった。
あと、秋元先生と中川財閥が繋がっているとはな・・・
植村「・・・」