元不良見習いの奮闘記







































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第18章 心が通じていれば
それぞれの雰囲気
乃木坂side
1週間後
西野「・・・」
白石「なあちゃん?」
西野「ん?」
白石「気が抜けてるよ?大丈夫?」
西野「うん、大丈夫やで。」
白石「そう?ちょっと最近ボーとしてること多いよ?」
西野「そう?全然大丈夫やで。」
白石「それならいいけど。桃子や美月も元気がないのも関係しているの?」
机の上に平伏している桃子と美月の姿が見える。
それにみなみやちまも少し元気がないのも見える。
西野「あの子達もなんか〜。そうやな。関係あるかも。」
白石「もしかして、あの男の子?」
西野「うん、少しの間離れることになってん。それにマスコミもお店の前にいるから、食べにも行かれへんねん。」
白石「そうなんだ。早く帰ってき欲しいね。」
西野「そうやな。」
「スタジオの準備できました!」
「「「は〜い。」」」
白石「なあちゃん、頑張ろう?」
西野「そうやな。」
早く戻って来て欲しいわ。
〜〜〜〜
欅坂side
平手「あぁ〜、高松〜。」
長濱「てち〜、頑張ろ?」
平手「無理〜、高松〜。」
机の上に平伏している平手。
守屋「最近ずっとあんな感じだよね。」
志田「仕方ないじゃない?それに平手を狙ってこともあるから、てちに対する警戒が強くなったもんね。」
理佐「そうそう、警察の人も気をつけてって言ってたし。」
偶然にも平手を守った高松。
その対価に高松の記憶を無くすことになった。
平手もその話を聞いて、高松に感謝と罪悪感を抱いている。
それもあるから、すぐに会いたい平手だが、マスコミのせいで高松は一時退避している。
平手「高松〜、会いたいよ〜。」
長濱「すぐに会えるよ。それまで、頑張ろ?」
平手「ん〜。」
〜〜〜〜
けやきside
久美「みんな!元気出していくよ!」
「「「は〜い・・・」」」
みんな元気がない。
金村「久美さん、高松君はいつ戻って来ますか?」
久美「ごめんね。その話、全く聞いてないの。」
金村「そ、そうですか・・・」
柿崎「久美、お店の方は?」
久美「まだマスコミがいるって。大将さんも営業できないから、違う所で働いているって。」
柿崎「ん〜、何が目的なの?」
久美「それがさっぱりなの。」
井口「美味しいご飯が食べたい〜!!」
宮田「眞緒さん、我慢しましょう?」
久美「それよりも、高松君が戻ってくるまで元気でいること!!いいよね?!」
「「「おぉー!」」」
〜〜〜〜
高松「・・・」
「寛太?ご飯だぞ。」
高松「あ、はい。」
僕は、あるところに一時的に東京を離れるとこになりました。
それで、僕と馴染みがある方と一緒に住んでいます。
「ほら、たくさんお食べ。」
高松「ありがとう、父さん。」
父「いいんだよ。ほら。」
僕のお父さんだそうです。
お店が落ち着くまでここにいるようです。

満腹定食 ( 2021/11/27(土) 13:45 )