元不良見習いの奮闘記







































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第17章 ブチギレた時の力は半端ない
久々のご注文
高松「・・・」
角田「かんぼう、元気ないぞ。」
高松「お、おう。」
角田「どこか悪いのか?」
高松「いや、全然。」
角田「ほら、元気出せ?なぁ?何か、買ってやろうか?」
高松「じゃ、包丁だな。」
角田「あ、すまん。無理だな。」
高松「だろうな。ホラ吹き野郎が。」
角田「だと?ごらぁ?」
白村「仕事しろ。」
〜〜〜〜
夜の営業
平手「顔が暗いけど大丈夫なの?」
高松「ん?普通だが?」
長濱「そう?なんか暗いよ?」
高松「まぁ、色々あるんすよ。それよりここに来た理由は?」
平手「あ、そうそう。また握手会の剥がしの話が来ているよ。受ける?」
高松「受ける。それだけか?」
長濱「みんなの要望でプリン・・・」
高松「却下。」
平手「えぇ〜、なんでよ〜。」
高松「あのな?店終わってから作るから寝不足になるんだよ。それにハロウィンの時は、覚えてないのか?」
平手・長濱「あ・・・」
高松「一生作らんからな。」
平手「えぇ〜、食べたい〜!!」
高松「あのな?80個作ったのにすぐ無くなって、その後に詰められるってどういう神経をしてんだ?あぁ?」
長濱「それは、一部の人間だから。私はしてないよー。」
高松「それは知らん。作るつもりはないからな。」
平手「じゃ、秋元先生に言うから。」
高松「ふっ、言え言え。それでも作らんからな。」
ーーーー
次の日
植村「あ〜、はいはい。たこには言っておきます。えぇ、大丈夫です。一緒に作らせる人もいますので、はい、はい。では、失礼いたします。」
白村「康太、出番らしいぞ。」
角田「そう見たいですね・・・」
高松「おはようございます。」
植村「おい、たこ。GWの握手会の時にプリン100個の注文が入ったぞ。」
高松「はぁ?!!なんで承諾しているんすか?!!」
植村「お前は、ここの下っ端だろ?」
高松「そうですけども!!」
植村「俺に文句あるのか?」
高松「い、いえ・・・」
植村「康太も手伝わせるから、いいだろ。」
角田「だってよ。かんぼう、頑張ろうか。」
角田の目は、光が入ってなかった。
高松「お、おぉ。」
平手のやろう、秋元先生に伝えて大将に連絡を入れさせるって・・・
ぶん殴ってやる・・・

満腹定食 ( 2021/11/20(土) 20:08 )