元不良見習いの奮闘記







































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第16章 節目の思い出は作っとけ
写真撮る時に絶対笑かす奴は1人いる
高松「って、忙しいって言ってたのに、なんで来たんすか?」
西野「ええやん。亀川さんから話を聞いて、駆けつけたんやで?」
鈴木「みり愛〜!」
みり愛「絢音ちゃ〜ん!」
西野さんと鈴木さんが来た。
西野さんは、なぜかスーツ姿。
高松「スーツじゃなくてもいいでしょ。」
西野「卒業写真を撮るやったら、きちんとした姿で撮らなあかんやろ?」
高松「いや、あんた部外者だろ。」
西野「そんなことは、置いといて。」
高松「置いとけるか。」
〜〜〜〜
写真撮影が始まる。
色々とポーズを指定されて、撮られていくが、みり愛さんや向井さんが笑かしてくる。
しょうもないのに、何故か笑ってしまう。
亀川「ほら、我慢して〜。」
高松「俺じゃなくて、後ろに言えや!」
亀川「え?普通にしてるじゃん。」
素っ気ない態度を取る2人。
うわ、見たことある光景だ。
ダチがいなかった俺には、出来なかったことだな。
亀川「それじゃ、貴方達並んで〜。並びは、適当でいいよ。」
ぞろぞろっと俺の横に並ぶメンバー達。
高松「あ、あの・・・」
山下「何?」
大園「どうしたの?」
高松「ち、近い。」
左右に山下さんと大園さんがくっついている。
それにちょっとギスギスしている。
亀川「まさに両手に花ね。」
高松「あんた、ちょっと楽しんでないか?」
亀川の後ろに、ちょっと不機嫌そうに待っている人がいる。
後で、怖いことが起こりそう。
亀川「はい、撮るよ〜。」
山下・大園「せ〜の!!」
高松「はぁ?」
シャッターが落ちると同時に両頬に柔らかい感触が・・・
亀川「ん〜、いいねぇ〜。次はなあちゃん。よろしく。」
山下さん達は、すぐさま休憩スペースに行く。
カツカツと音を立ててこっちにくる西野さん。
そのまま俺の横に立ち・・・
西野「当然、私やんな?」
また低い声で言われる。
高松「い、いえすまむ・・・」
〜〜〜〜
亀川「それじゃ、みなさんお疲れ様でした〜。」
「「「お疲れ様でした〜。」」」
写真を撮り終えてた。
西野さんとのツーショットは、たぶん俺の顔が引き攣っていると思う。
亀川「高松君、ちょっと待って。」
高松「なんすか?まだあるんすか?」
亀川「えぇ、少し待ってて。」
高松「はぁ〜、今度は誰だよ。」
亀川「そろそろ来るはず・・・」
入り口から誰か入ってくる。
大人二人組。
高松「え・・・」
1人は、俺が今世話になっている人物。
もう1人は・・・
高松「お、親父?」
俺の親父が入ってきた。

■筆者メッセージ
もう一つ小説作ろうかなって、迷っている最中です。
とりあえず、まだ迷っときます。
満腹定食 ( 2021/11/17(水) 08:46 )