元不良見習いの奮闘記







































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第14章 はっぴーはろうぃん
お菓子争奪戦
高松「おはようござ・・・ふぁ〜。」
「おはよう・・・って、なんだ?そのクーラーボックスは?」
高松「聞いてないっすか?欅坂達に渡す菓子ですよ。」
「あぁ〜、え?何作ったの?」
高松「はい。」
クーラーボックスを下ろして、蓋を開ける。
「おぉ〜、すごい個数だな。」
高松「とりあえず、80くらい作り・・・ふぁ〜。」
「何時まで作ってたのか?」
高松「夜中1時くらいまで、作ってましたよ。ふぁ〜。」
「大変だったね。」
こう言うやつほど殴りたい。
高松「で、どこに置けばいいんすか?」
「あ〜、俺が持って行くよ。剥がしの説明行ってきて。」
高松「わかりました。」
〜〜〜〜
説明を受けてから担当するレーンの剥がしにつく。
梨加「あ、よろしくお願いします。」
高松「高松です。よろしくお願いします。」
午前の担当は、渡辺梨加さんを担当する。
綺麗で可愛いな。
梨加「あの・・・」
高松「はい?」
梨加「今日は、お菓子作ってくれたの?」
高松「はい、休憩中に食べてください。」
梨加「うん、食べる。」
高松「そろそろ始まりますので、準備してください。」
梨加「うん。」
〜〜〜〜
「ペーちゃん!ペーちゃん!見て!アオコ買ったよ!!」
梨加「かわいい。私のアオコも喜んでいるよ。」
「だよね!!あとね!!」
高松「すいません、お時間です。」
「あ、はい・・・」
こう言った感じで、梨加さんのレーンは、俺を見ることで現実に戻されるらしい。
高松「次の方、どうぞ。」
「梨加ちゃん!梨加ちゃん!あれやって!!君のハートに!!」
梨加「レボリューション!!」
「きゃ〜!!見れた!!!」
高松「はい、お時間です。」
「あ、はい・・・」
これの繰り返しだ。
〜〜〜〜
昼飯の時間になり、弁当を貰いに行く。
高松「ふぁ〜、ねむ。」
わー!きゃー!
騒がしい声が聞こえる。
少し見に行く。
志田「てち!2個は、だめでしょ!!」
平手「やだ!お昼は、これでいい!」
久美「おすし!にぶちゃん!美穂!まずは、1個だよ!!」
金村「私たちが、頼んだから2個もらう権利はあります!!」
丹生「そうだ!そうだ!!」
美穂「では、いただきます!!」
高松「・・・」
色んなケータリングがある中、俺が作ったプリンを争奪している。
昨日もらったかぼちゃプリンを80個くらい作ってあるから、数はあるはず。
高松「あ、弁当・・・」
ガタッ!
高松「いって。」
パイプ椅子に当たってしまう。
「何々?」
「大丈夫です・・・あ、高松君だ。」
高松「え?あ・・・」
やばい女に見つかる。
井口「みんな〜!高松君がいるよ〜!」
高松「あ!おい!!」
この後、詰められて弁当を食えなかった。

満腹定食 ( 2021/11/08(月) 08:49 )